企画小説
6
きゅ、という音の後水がやみ、ポタポタと髪から水が滴り落ちた。顔を上げると男が満足そうに笑っており、大分ましになったなと頬を撫でてきた。ボールギャグを外され、かはっ、と何度か咳き込む。

「気持ち良かったか?」

そう俺に尋ねてきた男はいつの間にか用意していた柔らかいタオルで、俺を拭き始めた。乱暴な動きだが、俺はその行為が好きだと思った。
…優しい、と思った。

「頑張ったじゃねぇか」

そんなことを思ったタイミングでかけられた声を、嬉しいと感じた、頬が緩むのを感じた。髪を拭き終わった男は、次に身体を拭き始めた。そこで男の手がタオル越しにお腹を拭き、どこかにいっていた苦痛がよみがえる。

「あっ、ああぁ」

「なんだよ」

「うぁ、っ…お、なか……」

「ん?…、ああ」

男はそれだけで理解し、出したいか、と尋ねてきた。こくこくと頭を振り、男をみつめる。

「しょうがねぇな」

そういって外されたのはコックリングの方で、外れた瞬間に身体が大きく跳ねたが、絶頂には至らなかった。そっちじゃない、と嫌々と首を振ると、慌てんなって、と男がタンクの上に放置されていた鍵を手に取る。

「外すぞ」

「は、いぃ…っ」

首から伸びる首輪と両手を繋ぐ鎖を握り締める。ぬるぬるするなかから、ずるずると長いものが抜かれていく。

「抜いてすぐ出すんじゃねぇぞ。知らねぇ奴らの精液で汚れたくねぇんだから」

声も出せずに首を縦に振る。
それを見た男はディルドをずるっと引き抜いた。汚れたくないと言う言葉通り、さっと引かれた手を見て、力を抜く。

「ふあ、ああ、ぁあっ、んぁあぁあああっ、ひッ、ひぁっ、くっうぅう、ぅああっんあぁあああ!!!」

男の前で排泄のような行為を見られ、恥ずかしさのあまり顔を背け目をかたく閉じる。しかし今までなかに溜まっていた精液を吐き出すという行為に、射精に似た絶頂感を感じた。ぴゅるぴゅると便器の中に精液が落ちていき、大量に入っていたそれは中々止まらず、まるで長い間絶頂を迎えているような錯覚に陥る。

「ひっ、いいっ」

なかからはたらたらと精液が未だに垂れているが、大方出し終えたらしい。ほっと息をつきタンクにもたれ掛かっていると、男の声が聞こえた。

「良かったな、ケツからも、ちんこからも射精できるようになってよ、」

触ってねぇのに、イってんぞ。

その言葉に驚き下を見る。
そこには確かに、なかに溜まった精液を吐き出していただけで達していた自身が見えた。





退屈しのぎ。
いや、思ってたよりいい結果になったな?









ポッキー様、お待たせいたしました!

スカのような描写をいれてしまい申し訳ありません…!大丈夫だったでしょうか…?

なんだかまたもやグダグダ文章になってしまい申し訳ないです、もっと綺麗に文章がかきたい、本当にすみません…!
モブ臨は常にグダグダである、
いや私の小説は常にグダグダである
…頑張ります!

ポッキー様、10000HIT企画参加、ありがとうございました!


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