企画小説
4
シズちゃんが部屋から出て行って数分、濡れた服が気持ち悪くて身体を揺らしていると、その本人が再び部屋に入ってきた。最悪なことにその手には見覚えありすぎるものが握られており、ひくりと口端が引きつった。

「待ってる間暇だろ?これで遊んでろ」

握られているそれは、俺が一番嫌いなイボが大量に付いている極太のバイブだった。それをテーブルの上に置き、シズちゃんが俺の濡れたズボンに手をかける。あっさりと股で裂けられたズボンに、どうせなら脱がせてくれと思う。太腿を変わらず覆い続ける不快感に顔を歪めれば、手前が漏らしたのがわりぃんだろうがとパンツを破っていたシズちゃんに言われ、手が自由だったらおめでたいその頭にナイフを刺してやるところだ。刺さらないけど。

「小便くせぇ」

その言葉に顔がかっと赤くなり、じわじわと涙が滲んでいく。恥よりも悔しいという感情の方が大きくて、こんな顔を見られてたまるかと黙って俯いた。しかしそんな感情はすぐに拡散する。
尿でぐしょぐしょな後膣に、かたい物が当てられる。冷たいそれは先程テーブルに置かれたバイブで、その亀頭部分がずっ、となかにうまった。

「っは、ぐぅうう……!!」

バイブを飲み込んでいく度にイボが入り口を捲り、なかに入ればそこをぱっくりと広げる。なかに入った途端に機械音を立てて振動を始めたそれに、腰が揺れた。

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あきゅろす。
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