短編小説
3
「ぅうぁあ、い、きたいぃっ、イきたいよぉっ…んぁあアあッ!!」
「そのまま空イキしてみろ、よっ」
「やぁあっ、しずちゃ、ぅううっ、しずちゃん、し、ちゃあ……んっ、ぅうあぁあっ、はぁああアああ…ッ!!!」
ビクンッビクンッ、と大きな痙攣の後に、絶頂感が続く。収まらないそれに、意味のない喘ぎを洩らしながらシズちゃんの胸に後頭部を押し付け、浸る。未だに震える尿道バイブが更に快感を持続させ、小さな痙攣が止まらない。何度経験しても、空イキの絶頂感には恐怖が混ざる。
「ぁー…、あうぅ……、…っあ、やめっ、ぅうぁっ、ん!ひ、ぅうう…アぁああぁあ!!!」
「動かしてろ、俺もイきてぇんだよ」
「むりぃいっ!アアあくっうう、う゛ぁあっあぁああ!!」
掴んだままだった尿道バイブを動かされる。呼吸を整える暇もない激しいセックスに意識を朦朧とさせながらも、耳元で聞こえるシズちゃんの吐息に、幸せを感じた。
「……っは、…本当、可愛いな、テメェはよぉ……」
その言葉に、頬に熱が一気に集まった。
更に赤くなったであろう顔が恥ずかしくて、きゅうと唇を噛み下を向く。変わらず襲いかかる快感に喘ぎが洩れるが、先程と違い叫ばなくなった俺を不思議に思ったのだろうシズちゃんが、俺の顎を掴み顔を上げさせた。シズちゃんのいる後ろを見るように首を捻らされ目があえば、シズちゃんは少し驚いた顔をした後いつものように、にやっと笑った。
「可愛い臨也くんのためにもっと気持ち良くしてやるよ…。……なぁ?」
王様の命令
4213HITのアンケートでいただいた尿道プレイでした…!こんなもので申し訳ないです…ヒイイ…
コメントをくださった方、ありがとうございました!
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