短編小説
2
「あっ、あぁあ…っ」

「気持ちいいかよ、いざやくん」

「うぅんんっ、っは、やめ…でる、ぅう…」

「もっとケツ赤くしてぇのかよ」

「やだっ、たたかないで……っ、…、……はぁあっ、しずちゃんっ、しずっちゃ、もう…む、り、っあぁうう、いたぃよ、っくぅうう…!ぃっ…た…」

本格的に痛み出したお腹に汗が浮かんでくる。タラタラと少しずつ流れ始めた牛乳に、シズちゃんにまた叩かれるのかと怯える。太股を流れる牛乳が微かに擽ったく身体を捻らせれば、それでまたヒクヒクといりぐちが緩み、びゅっ、と牛乳が噴き出した。

「もう我慢できねぇのかよ、仕方ねぇなあ…。蓋してやるよ」

「え、……っ、はぁああっ、ぁああぁあぅうっ……!!!いたいぃいっ、やぁああー!!」

無理矢理に入り込んだペニスに涙がボロボロと零れた。そんな俺をよそにシズちゃんは何かを探しているらしく、ガチャガチャと音を立てるそれは、おそらくおもちゃばこ、だ。シズちゃんとのマニアックプレイの際に、いつもおもちゃを取り出すその箱から発する音を覚えてしまった自分が悲しい。なにをされるのか、と涙で歪む視界のなか考えていると、首に何かを巻かれた。

「ふ、ぎゃ…くぅ、くる、しい……っ」

以前も使われたことのあるそれは首輪で、それについているチェーンをシズちゃんに引かれた。首が締まり、腹痛と共にどんどん追い詰められていく俺に、このドSは更に追い打ちを立てる。

「おい立てよ。風呂場まで散歩しようぜ」

片手でお腹を撫でられ、片手では首輪を引かれ、ゆっくりと抜き差しをするこのドSに、俺は従うことしかできなかった。

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