短編小説
1
輪姦/いじめっ子の続きかもしれない





まるで処刑を待つ囚人のように、刃のないギロチン台に首を固定され、手首も首の隣に固定される。四つん這いで尻を突き出す格好で、全裸にされている。そんな自分に笑う余裕もない。何時間続いたかわからないこの責め苦に、意識を朦朧とさせながらも失神することは許されなかった。

「ひぃいっ、ぅあんっ、ぁああぁあっ!!!」

「おら、口開けろ」

「うぁああ……!ひんっ、あっ、あっ、くるし、いぃ…っむりぃっ、むぃ……」

ギロチン台が首に食い込み、ただでさえ息が苦しいというのに。目の前で仁王立ちになる男はペニスを頬に擦り付け、唇に先走りを塗る。後ろから腰を掴まれガツガツとなかを抉られ、太腿がぶるぶると痙攣する。
髪を掴まれ頭を上げさせられ、ぽかんと馬鹿みたいに開いた口にペニスが挿入される。頬肉をゴリゴリと擦られ、頬がペニスの形に変形する。

「かはぅ、はう、ぅううぅう…っ…!こほ、ぐ…」

「締めろっつの」

「ああうッ!!あぐぅうっ、うぐっ、くうぅ……」

尻をパドルで叩かれる。動かせない手をぎゅうと握り、痛みに堪える。何度も尻を叩かれ同じところばかりを叩かれ続ければ、骨がビリビリと痛む。後膣がペニスを締め付ければ、狭くなった穴に指が無理矢理侵入してくる。

「ああ゛ぁああっ!!!ひはっ、はぁあっ、んぐっ、ぐ…ッ!」

ペニスが口内にあるため、くぐもった悲鳴しか洩れない。叫ぶ振動が気持ちいいのか、口内のペニスが大きくなった。うるせぇよ、と横から声が聞こえてきて、背中を再びパドルでぶたれる。後膣を抉る男は赤くなった尻ではなく、太腿を叩き始めた。至る所を叩かれる度に、身体が跳ねる。

[次へ#]
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!