SSS
絡めてみよう(土沖←万)
土方と総悟が部屋でお茶でも飲んでいるとどこから入ったのか、突如万斉が現れた。
「お、沖田殿!!沖田殿に捧げるラブソングが出来たでござる!!聴いて下さい、『君にナニをブチ込みたい』」
ドーンッ!!!!
1音も弾けず、2人にバズーカをくらう万斉。まぁ題名が題名なんでしょうがないかもしれないが。
「ケホッ!ゴホッ!!そ…そんなに嬉しかったかマイハニー!!」
「誰がハニーだコノヤロー!!」
「沖田殿の属性は『ツンデレ』!!故に嬉しさの余りバズーカを撃つのは予想の範囲内。拙者、沖田殿のお気持ちしかと受け取った!では改めて、聴いて下さい『君にナニを…』」
ズドーン!!ズドーン!!!
マジで撃つ土方と総悟。この2人、本気で万斉を殺るつもりのようだ。
「死んだか?」
「死んだんじゃねぇんですかぃ?こんな至近距離だし、火力も強めに…」
煙の中、パシッと足を捕まれた総悟は思わず「ぎゃっ!!」と叫ぶ。
あの男、死んでないようだ。
「ゼェ、ゼェ、拙者、痛い愛も好きでござる。沖田殿の為ならMになれるかもしれん!」
「な、何で生きてんでさぁ!ゴキブリ並みのしぶとさでぃ。痛いのはテメェの頭だ。とっとと放しやがれ!!」
総悟、本気で引いている様だ。
恋人のピンチ(?)に彼氏が黙ってるはずかない。
「おいテメェ!!俺の総悟に触んじゃねぇよ。こいつに触っていいのは……」
ドカーン!!
「Σブッ!!」
まさかの土方に発砲!!
「だ、誰が"あんた"のでぃ///」
どうやらツンデレが発動したらしい。『俺の総悟』発言が嬉しかった様だ。
土方は倒れたまま万斉に話しかける。
「な?あれが本当のツンデレだ。お前のとは違う訳。あれは本気で嫌がってたんだよ。」
「何を言う!『嫌よ嫌よも好きのうち』!」
「それは俺限定。お前の場合は嫌なモンは嫌なんだよ。てな訳で帰れ。」
「ふむ、あの曲が気に入らなかったか…。では次の作品を考えて来よう。う〜む、曲は題して『お前のバージン俺にくれ』でどうでござろう。」
「お前……もう死ねよι」
万斉のアタックはこれからも続くのでした。
おわり
キャラ崩しが実は好きなアゲハです☆
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