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SSS
神山っているだけでセクハラ〜みたいな〜?(初期沖田)
 
総悟がご飯を食べていたらそれを覗きこんだ土方はギョッとした。


「総悟お前……何で梅干しなんか…。」


総悟は甘いのも辛いのも何ら問題なく食べれるのだが酸っぱいものだけは食べないのだ。


「ん?何か食べたい気分だったんでさぁ。」


梅をご飯の上で潰し、美味しそうに口にほお張る。

その姿を土方は考え込むようにしてジッと見つめた。


「何でぃ。ジロジロ見やがって。」

「お前もしかして……デキた?」

「は?んな訳ないでしょ。ゴム着けてるし、危険日避けてるし。」

「じゃぁ何で……」

「沖田隊長〜!!」

休憩に入った神山は総悟の姿を見るとにこやかに近付いてきた。


「隊長!お昼ですか!?」

「近寄んな。その場でターンして来た道戻れ。」

「なっ!!沖田隊長が梅干し食べてるー!!これはその……出来ましたか?私の子供が///」

「Σぶうぅぅ!!お前と子供出来るような事した覚えないし!!」

「そんな!!毎晩のように抱き合って愛を囁き合ったじゃないですか!夢の中で!!」

「テメェの夢なんぞ知るか!!土方さ〜ん、こいつセクハラでさぁ。現行犯で逮捕して下せぇ。」


土方は「言われなくとも」と呟き神山に手錠をかけた。


「午後12時32分、セクハラで現行犯逮捕。」

「ちょっ、副長何するんですかぁぁ!!!」

「うるせぇお前が悪い。」

「私は沖田隊長に手錠をかけてもらいたかったぁぁぁ!!!ハァハァ」


神山はどうもそういうプレイが好きらしい。


「沖田隊長!もう一度私に手錠をかけてください!!そしてヒールで踏みながら鞭打ってきて下さい!!ハァハァ。」

「この変態!!」

「神山、ちょっと俺の部屋まで御同行願おうか。」



鬼の副長は日頃開いている瞳孔を更に開かせ神山を連れて行った。


「はぁ、やっと静かになった。」

「あれ?沖田さん?」


土方達と入れ替わりに山崎が声をかける。


「沖田さんが梅干しって珍しいですね。」

「まぁ時にはね。」

「あっ、もしかして………疲れてます?疲れてたら酸っぱいもの欲しがりますからね。同人制作もいいですけどちゃんと休める時に休んで下さいよ!俺ベタ塗りとか手伝いますんで!」

「山崎お前いいやつだ。んじゃ後で私の部屋に来て。」

「はい!任せて下さい!で、今回はどんな話で?」

「神山×土方で無理矢理媚薬プレイでさぁ。」

「沖田さんグッジョブ!」


総悟と山崎はニヤリと笑った。





そしてその頃神山を説教している土方を凄まじい悪寒が襲ったのだった。






おわり。



総悟が梅干し食べてたのは疲れてたからです。疲れてる時は甘いもの欲しくなったり酸っぱいものが欲しくなりますもんね。


拍手にて『初期沖田←神山』との要望がございましたので書いてみました。いや、撃沈でしたけどね。

てか総悟が女だけに神山が犯罪チックになってる気がします。


女王様初期沖とドM神山万歳!!

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