SSS
男が無防備でどこがどう問題なわけ?
土方は総悟の部屋を開けると言葉を失った。
別になんて事はない、ただ総悟は障子側に向かって股を広げ(M字開脚で)漫画を見ているだけなのだ。
「あっ、土方さん何か用ですかぃ?」
「『用ですか』じゃねぇ!股広げんな!ったく、無防備なんだよ!」
土方はづかづか近づき総悟の股を閉じた。
「無防備?女じゃあるまいし、男が無防備で何が悪いんです?」
無防備だと注意受けたのが1度や2度ではなく、総悟は呆れと怒りが1:9の割合で土方に問うた。
「お前、刀を持たせれば強いがただの力比べでは成人男性には敵わないだろうが。言っておくが俺はお前を心配して……」
「あ〜も〜わかった!警戒すりゃいいんですね!」
総悟は怒りを顕にすると土方にアッカンベーをして部屋から出て行った。
*********
総悟が廊下を歩いていると後ろから山崎が走ってきた。
「沖田さ〜ん!暇ですか?暇なんですね!俺と一緒にミントン……」
山崎が総悟の肩を叩こうとした瞬間、総悟からの凄まじい回し蹴りが飛んできた。
だがそれをギリギリでかわす。
「ぎゃぁあ!!!ちょっ、急に何すんですか!!」
「黙れ山崎ぃ〜。今俺に近づくんじゃねぇよ。」
殺気を全身にみなぎらせ指をボキボキ鳴らす。
「沖田さん何でそんな機嫌悪いんですか!?俺何かしました!?」
「うるせぇ。俺に近付く奴は皆敵なんでぃ。」
「は?何かゲームの影響ですか?ちょっ、誰〜?沖田さんに変なゲーム与えたの!」
「もう俺に近付くな。」
「はいはい。」
山崎はこれは総悟の新しい遊びだと勝手に勘違いをし、『ゲームもほどほどにしてくださいね』と言って他のミントン相手を探しに行った。
それからちょっとすると伊東と出くわした。
「おや沖田くん。暇をしてる様だね、どうだい?一緒にお茶……」
「目潰し!」
総悟は伊東の眼鏡を割ると何も言わずに去って行った。
伊東もただ呆然とその場にたたずむ。
「あっ、隊長〜!沖田隊長〜!」
前方からにこやかに神山が手を振り近寄ってきた。
が、フルボッコにあい、今は床に沈められている。
その後も合う人に攻撃を仕掛け、最終的には土方からお呼びだしがかかった。
「総悟、何でここに呼ばれたかわかるな?」
「わかりやせん。俺は土方さんに言われた通り警戒しただけでさぁ。」
ツーンと顔をそらす。
「俺は無防備がいけないと言っただけであって警戒しろとは言ってないが?」
「俺には何が無防備で何が無防備でないのかわからないので全てに警戒しやした。何か問題でも?」
「ありありだっつーの!お前、この1時間で何人の隊士が被害にあったと思ってんだ!お前は通り魔か!」
「知りやせん。」
「はぁ〜、もういい。俺が変な事言ったのが悪かった。今まで通りでいいから。」
「土方の脳ミソ死ね。」
「お前の脳ミソが死ね。」
それから一時はお互い気のすむまで言い争ったらしい。
おわり
ごめんなさい!ごめんなさい!文が上手く纏まらない!
何を言いたいかと言うと、男なんだから別に無防備でも問題ないじゃん!と言いたかったのです。
女々しい受けよりも男らしい受けの方が好みですので。
それを表現したかったのに見事撃沈でしたがι
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