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SSS
隅から隅まで草の根分けても探し出せ!(腐女子初期沖)
 

土方が丁度総悟の部屋の前を通ると、障子一枚隔てた部屋から何やらゴトゴトと音がしていた。


(何だ?掃除でもしてんのか?)


少し気になった土方を一声「入るぞ」と声をかけ、障子を開けた。

そこには…


「ぅおおぉお!!!ネタ張がねぇえぇ!!!!」


掃除どころか反対に引き出し等をひっくり返して散らかしている総悟の姿。


「お前、乱心か!?」

「そうでさぁ!乱心でさぁ!土方さん、私の青のメモ帳知りやせん!?私あれがないと!!」


必死に探す姿にどれだけ大切なものなのか分かり知れる。


「俺も一緒に探してやろうか?」

「是非お願いしやす!もしあれを他の人に見られたら……イヤァァ!!!絶対切腹してやる!!!」

「そんな大切なものなのか?もしかして日記とか?」

「日記なんかこの私がつけると思いやす?あのノートには機密事項が大量に書いてるんでさぁ!あぁマジどこにやったんだろ。」


引き出しをひっくり返しては探る。その作業を何回も繰り返した。


「そのノート何が書いてるんだ?俺にも言えない事か?」

「いいえ、土方さんには言えやすよ。ほらアレでさぁ、BL書く時のネタ張!」

「・・・・・・は?ι」

「思い付いたネタとか超短編小説を書いたノートなんでさぁ!あれにはピ――とかピーピーピーが土方にピ――とか一杯書いてあるんでぃ!!」

「お前、そんなヤバイの書いてるノート無くしたのかよ!!馬鹿だろお前!てか俺をそれに出すな。」

「うるさい!いいから手を動かして!」


そのノートに自分の名前が出てるとあってさっきより真剣に探す。


そこに一番隊の神山がが来た


「副長も隊長も何をなさっているんですか?」

「神山ぁぁ!!!丁度いい所に来やがった!一緒にメモ帳を探して下せぇ!青の表紙で表に『見たらぶっ殺す』て書いてあるやつなんだけど…」

「それってピ――とか副長のピーピーピーにピ――とか書いてあるやつっスか!?」


神山の言葉に2人は固まる。そして総悟はユラリと刀を抜いた。


「神山ぁ〜、何でお前がネタ張の内容を知ってんでぃ。誰にも見せた事ねぇのに。」

「えっιいや、その…。」


神山が後ろに下がった時、パサリと神山の足元に探していたネタ張が落ちた。


「いや、これは違うっス!何やかんやでこれ誤解っす!ι」

「神山テメェ……切り刻んでやりまさぁ!!」


瞳孔をかっ開いた総悟は愛刀を振り回しながら神山を追いかけた。



でもまぁ、内容がアレなネタ張が見つかって一安心!…………………………………かな?ι





おわり


ネタ張が消えるとかなり焦りますよねιあれは墓場まで持っていかないと!

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