[携帯モード] [URL送信]

SSS
土方家物語(子供います)
 
※題名からしますように、これは現土方×初期沖田で子供もいます。

それでもバッチコーイ☆ですか?
















「ちちうえ〜!」


先日3歳になったばかりの息子は元気よくデスクワーク中の土方の背中に抱きついた。


「うわっ!あ〜ビックリした。どうした誠也(せいや)?」

「これね、ははうえにあげようと思ってイッパイとったの!だからちちうえにもあげる!」


誠也の小さい手にはその手に見合う程の小さな花が摘まれていた。


「ありがとな。」

「ちちうえうれしい?」

「あぁ、嬉しい。」


土方が微笑むと誠也は勢いよく土方に抱きつき嬉しさを体いっぱいで表現した。


「ちちうえすき〜!だいすき〜!」

「俺も誠也が大好きだよ。」


優しく誠也を抱き締める。

そのすぐ後に障子が開いた。


「あっ、誠也ここにいたんですかぃ。」

「ははうえ〜!」


誠也は今度、総悟に勢いよく抱きついた。
それを土方が咎める。


「こら誠也、今母上に飛びつくのはダメだぞ。お腹の赤ちゃんがビックリするからな。」


総悟は2人目を胎内に宿してした。来月が出産予定だ。

総悟は飛び付いた誠也を優しく撫でると大きなお腹を抱えてゆっくり座った。


「ははうえ〜、赤ちゃんいつうまれるの?」

「もうちょっとしたらかな?」

「誠也はお兄ちゃんになるんだぞ。」

「せいや、お兄ちゃんになるの?」

「へい。ちゃんと可愛がるんですぜ。」

「うん!赤ちゃんよしよしする!」


誠也は目を輝かせてニッコリ笑う。

総悟は土方の周りに落ちている花に目をとめた。


「あら?その花は?」

「誠也が母上にっていっぱい取ったんだよな?」

「うん!せいやね、ははうえにあげようと思ってとってきたの!」


誠也は落ちてる花をかき集めて総悟に差し出した。


「ははうえプレゼント〜!」

「わぁ!ありがとう!母上嬉しいでさぁ!」


小さな花を両手で受け取り嬉しそうに誠也に笑いかける。誠也もとても嬉しそうだ。


「じゃぁ父上も母上にお花をあげよう。」


土方は貰った中の一本を掴み総悟の髪に差した。


「母上可愛くなったな誠也。」

「うん!ははうえカワイイ!」


誠也も土方の真似をして近くにあった花を総悟の髪に差した。


「ははうえカワイイでさぁ!」

「ありがとう。」


誠也は嬉しそうに笑い、土方と総悟は幸せそうに笑った。



いつまでもこの幸せな家庭が続きますように―――





おわり



『父上、母上』と呼ばせたのは私の趣味です。武士の子なら『父上、母上』だろ!と思いまして。


平がなで読みにくかったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました!


.

[*前へ][次へ#]

[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!