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愛及屋烏
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「デビット、今日の闇に対する防衛術って何の魔法だったかしら?」


「確か、無言呪文のテストだけど、シズクはもう習得してるからプロテゴ・トタラム 万全の守り。じゃないかな?」


「私、プロテゴ・ホリビリス 恐ろしきものから守れ。までは全て無言呪文でも習得してるのよ…実は」



「…末恐ろしいね」



「やだわ、攻撃より守りのが大切でしょ?」



「そうだね…うん。そうだ!あ、ユーリアとマシューだ!」



「シズク!デビット!」


ユーリアが手を振って手招きしていた。


「やっぱりニンニクの匂いがするわね…」

「うん。クィレル先生って変わってるよね…」


コソコソと話していると、クリィナスが入ってきた。




「み、皆さん。き、き、きょ、今日は無言呪文のテストと、プロテゴ・トタラムの習得をめ、メインに進めていきます」




1人ずつ呼ばれ、無言呪文のテストを行い、シズクは1発でパスした為、周りの子達の先生をしていた。




「心の中でしっかりイメージして、杖の振り方も基本を意識して、そうそう。じゃあ攻撃してみるわね」



「うん、お願い!」


ユーリアに向かって杖を振った。



「エクスペリアームス 武器よ去れ!」


「…ッ!?」


「成功よ!出来たじゃない!」


「み、Ms.パーキンソン成功で、ですね」



クリィナスが見ていたのか、名簿に丸を付けていた。



「良かったわね、ユーリア」

「シズクのお陰よ!ありがとう」





授業が終わり、ユーリアとマシューはクィデッチの練習に向かって行ってしまった。




「私も図書室に行かないと…」



まだまだ調べたいことが山のようにあるため、早足で図書室に向かっていた。







『シズク、そんなに急いでどうしたの?』


「ノリスさん、こんにちは。図書室が閉まる前に借りたい本があった…あ、アーガスには小走りだったことは内緒にしてね?怒られちゃう…」


『今回は勉強熱心なシズクに免じて許してあげるわ。それより…あの双子。どうにかしてくれないかしら?アーガスも手を焼いてるの…』


「フレッドとジョージね。分かったわ。捕まえておくわ」


『任せたわよ』




ノリスと分かれて図書室の扉を開いた。












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あきゅろす。
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