M.I.W 2011
N.T.R至上主義
狂ったように時計の針が回り始めた。
その瞬間からネガティブは始まり出したのさ。
素敵な環境に産み落とされた君とは違い、
泥沼のような世界で無駄に呼吸をしている。
苦しみを吐き出すことができなくて。
塞き止めたダムが決壊しようとしている。
朦朧とする意識が眠りを求めてさまよう。
泣き叫びたいのに天の声は黙れという。
開封したパッケージの向こうでは素敵な世界が待っているんだろ。
繰り返される悪夢が色とりどりの選択肢で描かれている。
その先にめぐる情欲は君を壊していく。
現実感のない足場に月の光がさして立ち止まる。
つぎはぎの日常に証明できない素敵な終わりが待っているんだろ。
繰り返される悪夢が色とりどりの選択肢で描かれている。
その先にめぐる情欲が僕を壊していく。
被虐性の絶望が思考に花を咲かせて腐りゆく。
願わくはこめかみに。
願わくは喉笛に。
願わくは口元に。
願わくは指先に。
殺意を込めて引き金を。
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