M.I.W 2011 [D]lie Tears 枯れた涙は君のためだって気づいている? それとも知らないふりをしているだけなの? 何が足りないのか月日は教えてくれない。 だんだん増えていく距離に君が霞む。 ペラペラめくる教科書のように、 思い出も何気なく通り過ぎてしまう。 あの日も振り向いてはくれなくて下を向いてた。 夕日の道に影は二つしかないのに掴めそうにない。 熱をなくす日々に面影だけ消えてく。 消えて欲しいなんて最初から思ってないのに。 慣れてく日々がマニュアル化していく。 それでも無邪気すぎる太陽さん。 あの日から少しは君の好きな私になれた? つまずいたことすらかき消していく向かい風に吹かれ。 雑音の街を抜け出しても逃げ場所はなくて。 少し伸びた髪を靡かせる北風は今も冷たく吹いて。 あの日から少しは君の好きな私になれた? 君の嫌いな場所をなくすことが自分に嘘をつくみたいで 嫌だったんだ。 [*前へ][次へ#] [戻る] |