M.I.W 2011 夏色マーガレット 輝いてた青い海に反射した陽が凍りついた記憶の氷溶かしていく。 そして巡る昨日と今日と未来にほらいつものように笑顔をくれる貴方がいる。 あの夏の日。 会えなくなってしまうことがなによりも怖かった。 辛いのに言えなかった言葉はポケットにしまったまま。 眩暈がするほどの日差しを浴びながらそれでも走り続けた。 あの日々をリフレインさせて。 初夏の風が運んだ夢に浮かんだ影、それがきっと貴方のだって信じている。 そして巡る日々が見せた幻にまたいつものように微笑み返す僕がそこに立っている。 どうしても変わってしまうことがなによりも怖かった。 心では繋がっていなかった赤い糸をしまった。 孤独を忘れられるくらいの時間が過ぎても埋められなかった。 あの日々をリフレインさせて。 つぎはぎでもひとつひとつの形がある、大事なのにその記憶だけが曖昧のまま。 一人でまた過ごす時間が重なっていく、気がつけばもう季節はまた変わってしまった。 僕を残して。 輝いてた青い海に反射した陽が凍りついた記憶の氷溶かしていく。 そして巡る昨日と今日と未来にほらいつものように笑顔をくれる貴方がいる。 あの夏の日。 そして今日も記憶の本に刻まれてく。 永遠のように。 [次へ#] [戻る] |