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もういっそ壊してくれ
9 ※


「生…」


 生野は全て見抜いていた。俺はキスの余韻で顔は上気し、見透かされた心の脈拍が一気に跳ね上がる。


 両頬を挟んで凝視し返答を待っている久しぶりの生野は、怒りを含んでいても変わらずの佳麗な顔付きで、言葉を付け足した。


「滝沢」

「……」

「俺を
束縛すんな」

「!!んなこと…しっ」

「してる。お前は縛りつけようとしてんだよ」

「違っ!!」

「違わねぇだろ。
無駄なことは止めとけ。
お前が虚しくなるだけ」

「!!」


−−…これ以上の虚しさってなんだよ。なんでそんなこと言えんだよ……


 目を見開いて一旦黙り込み、いざ生野を退かそうと身をよじるが、加減知らずに力尽くで引き寄せられた。


「すげぇことになってんじゃん、お前のココ」

「っっ」


 そして俺の股間をグリグリと膝で刺激する生野は、さっきまであった剣幕の形相を消していた。先程のキスで反応してしまった箇所を刺す快楽に、俺はどんどんと追い詰められる。


「く…っ…、ン……」


 生野は無遠慮に、服の上から膨らみに手を宛てがった。さらに既に勃ちあがった陰茎の淵を確かめるようになぞり、浮き上がったモノを指先で突いた。


「ぁ…く…っやめ!…ろ」


 俺はさも当たり前のようにジッパーを下ろされ、下着の割れ目から手際よく肉茎を取り出されてしまう。生野はペニスの先から溢れ出た液体を指先で掬い取ると、

「こんなに濡れといて、やめろなんてよく言うぜ」

 クスクス笑いながら、それをチュパと舐め取った。


「!舐め「いーじゃねぇか、前も飲んだし。ほら見ろよお前のチンコ。根っこ支えてるだけで何もしてねぇのに、どんどん出てくる。このままだと垂れ落ちて、床汚しちまうんじゃね?」!!!」


 言われたように下を見ると−−。淫茎の根元を摘んだ二本の指を、クイクイと左右に振るわれてしまった。





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