[携帯モード] [URL送信]

もういっそ壊してくれ
9月1日  *男子高生の噂話*2


「なにが悲しくて学校一の美麗カップル屋上から眺めてんだ。野郎が集まってよ」

「だって見える位置だから。でもあんな堂々と付き合うって…前は隠してたのに」

「いい意味での開き直りだな」

「開き直りっていったら…あら三浦発見。生野に必死に話しかけて食らいついてる」

「あらあら、やっぱ無視。何あいつまだ諦めてなかったの?」

「滝沢の気まずそうなツラよ…」

「三浦、生野に口すら聞いてもらえず撃沈。もうガン見しちゃうよね。

面白すぎて」

「河合も森下と、ごにょごにょ…いい雰囲気醸し出してるらしぃ。
街でツレが会ったんだと」

「…なんかみんな情報通になってんな。他に考えることあんだろ。この現象こえーよ」



「「「「「「「「……ぇ、ええええええええ−−−−−−っ!!!!!!」」」」」」」」

「みたか、い、今の…」

「見ました見ました」

「見た、だが信じられん」

「マジか」

「好感動…」

「嘘ぉ」

「しょ、…生野が笑った……?」

「なんか滝沢からかってムキになったから可笑しくてフってなった?だよな?
しかし笑顔とは貴重だな。
笑っただけでイケメン率がアップしてる。にやけてないし、汚くない。

なんともまぁ…ふ、ふつくしい……」

「笑顔もまた最強…」

「対三浦とは雲泥の差だ」

「本命彼女と比べてやるな」

「滝沢にだけ、ってやつだろ。

滝沢が無条件に独占してるアレ。

喜怒哀楽を誰にも見せないのに

…あれが生野の、本来の姿か………」

「ぜーんぶ滝沢のモン」

「滝沢くん…つえぇぇぇ。


敵わねぇよ、誰も」


「あっ!また笑ったぁぁ!!!!」


「「「「「「「「……………………………」」」」」」」」







「なんか、生野…



幸せそうだな………」




end.




[*back]

2/2ページ

[戻る]


[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!