明日の空
標的34 お花見
「花見するぞ」
リボーンが朝からうちに来てそう言ってきた
「ツナ達はもう行ってるからな。早く行くぞ」
え、ちょっと待ってと言ってあたしは行く準備をした
って言っても携帯とかカメラとかしか持って行かないけど
あぁ指輪も忘れないようにしなきゃ
あたしはリボーンと花見をする場所まで行った
あ、ツナ達いた
あたしの肩にいたリボーンはいつの間にか桜の木の枝のところに座っていた
つーかあれ雲雀やん!!
逃げようかな
と思ったが
「やあ」
雲雀があたしに気づいてしまった
『ひひひひばさんややややあ今日もいい天気でござんすねぇクハハハ』
「空ちゃんなんかキャラ違うから!!」
はははあのパイナッポーの笑い方まで出てきてしまったよ
またあの時の続きしようよ、と雲雀は言った
あの時の続きって何ー!?とツナに言われたがスルーした
『あん時はまぐれっすよまぐれ!!私はかよわき乙女なのよ!!オホホホホ』
だからキャラ違うー!!とツナのツッコミが聞こえた
そのあと花見の場所の取り合いで獄寺と山本が雲雀と勝負したが二人とも先に膝をついてしまった
そして原作通りにいき、あたし達は無事にお花見をしている
そーいえば雲雀を倒して以来指輪から火がでるってことないなあ…
やっぱり死ぬ気の炎だったのかな
「そうだぞ」
リボーンがいつの間にかあたしの隣にいた
『心を読まないで下さい。つかあの時リボーンいたの？』
「まあな」
全然気づかなかった…
ってあれマジで死ぬ気の炎!?
あれか
覚悟を炎にするってやつか
え
それ今出てきちゃっていいのかな
まあいいか
そしてあたし達は花見をのんびりと楽しんだ
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