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明日の空
標的130 ボンゴレリングと共に


たったいまリボーンにイタリアからの連絡がはいり、ザンザスが敵大将を倒したということだ

それを聞いて正ちゃんが興奮している

『…』

武をチラッと見た

痛そう…
幻騎士にやられたんだろう

無茶しないでって言ったのに…

「(あとは白蘭を倒すだけ)」

"いいやただの小休止だよ"

どこからか声が聞こえた

"イタリアの主力戦も日本のメローネ基地もすんごい楽しかった"

その瞬間映像のような白蘭が現れた

『白…蘭……』

「白蘭サン!!」

ホログラムの白蘭が空達の前に現れた

初めて白蘭を見る

…結構カッコイイじゃないか

白蘭がマーレリングのことやこれからのことを話しはじめた

正ちゃんの演技は見破って、正ちゃん達のマーレリングは偽物で

白蘭が話すたびに驚きの真実が次々と出てきた

すると映像にマグマに入っている男の人が映った

人間の神秘を感じました
だってマグマだよ!?
普通の人は無理だって!!

「んーもっと話したいなー
でも君達はもう逃げないとね

君達のいるメローネ基地はもうすぐ消えるからさ」

『…………へ?』

みんなが消える、という言葉に慌てている

「すさまじいエネルギーと時間がかかるから一生に一度見られるかどうかだよ」

『そんな呑気なこと言ってる場合かぁああ!!!』

「じゃあね、……………空チャン」

『…え?』

いま、あたしの名前…

白蘭は消えると目の前が眩しくなった

どうやらテレポートするらしい

『えっ…ちょっ!!』

大きな音と共に目の前がさらに明るくなった

すると目の前には大きな穴ができており

「極限にここはどこだー!!!!!」

「あれは…」

「10年前の…お兄さん!!」

10年前の了平が晴のボンゴレリングと共にこの時代へきた

「我々が移動しなかったのは彼が過去から来てボンゴレリングがそろったからだ
8つのリングがそろったことにより結界ができて
我々と装置は守られたんだ!!」

…ボンゴレリングってそんな力があるんか
すごー…

正ちゃんは白蘭がやりそうなことを何割か読んでいたらしい

すごいな

「お兄さん!!」

「生きていたか沢田!!
お前達も行方不明で心配しとっ…」
「しぃっ」

相変わらずの了平だった

「…しかし大変なことになりましたね…
あの6弔花より更に上がいるとは…
この戦力でこの先一体どう戦えと…」

「そりゃやるっきゃないっスよ」

闘いで負傷し倒れていたはずの山本が起き上がった

『…武』

「や…山本!!いつから!?」

武が起きた
意外に元気そう

あれ、目頭が熱くなってきた

安心、したからなのかな

ゴシゴシと目をこすり出そうになった涙を拭いた

正ちゃんはあの丸い装置の前に行ってなにかボタンを押した

すると丸い装置の真ん中が開きその中から何かが出てきてあたし意外の守護者の手元へと行った

『…ボンゴレ匣』

「うん、この時代のボンゴレ10代目より君達に託された"ボンゴレ匣"だ」

あれ、これって…

「その…残念ながら…風のはないんだけど…」

ゴソゴソとポケットを出し神からもらった匣を取り出した

「!それは…」

凪のボンゴレ匣と照らし合わし見比べた

「…似てる」

『…ね』

「ちょっちょっと見せてくれないか!!」

正ちゃんが慌ててあたしのところに来て匣を見た

「これを…どこで…」

『え』

どこって言われても…

白い空間だし…

「オレがあげたんだ」

声がしたほうを振り向けばそこには

『…………神!?』

神がいた



なぜここに神が?

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