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明日の空
標的125 闘い


草壁さん達と一緒にメローネ基地へと行った

急いで獄寺達の救出に行く

その時

『!』

…殺気だ

草壁さんや凪は気づいていない
おそらくあたしに向けられたものだろう

空は立ち止まった

「苗字さん、どうかしましたか?」

『草壁さん…凪と子供達をよろしくお願いします』

「ちょっ…苗字さん!?」

空は草壁の言葉も聞かず殺気がする方向へと向かった


+++++

『ここ…かな』

キョロキョロと辺りを見渡す

一見何もない普通の部屋だ

『!』

再び殺気が向けられた

『誰!?』

すると奥の方からお姉さんが出てきた

胸…でかっ!!顔ちっさ!!二重瞼のぱっちりお目め!!

び…美人…

そしてナイスバディー…

ちょこっとショックを受けた

「こんにちは」

挨拶をされた

ハスキーボイスでこりゃまたセクシーだな おい

『こ、こんにちは…』

え、まさかまさかの

この人と闘うの?

「初めまして、レディアと申します。」

可憐にお辞儀をされた

『ど…どうも…』

何をしてもこの人綺麗だな

でも…なんだろう

なにか…おかしい

「さて、ボンゴレ風の守護者さん、私と遊びましょ?

もちろん…………


命を懸けて」

レディアがそう言った瞬間殺気が増えかなり痛い

レディアの氷のような冷たい笑顔は背筋をゾッとさせた

『いいですよ、それからあたしの名前は空です』

あたしは匣を開匣した

レディアも同時に匣を開匣した

あたしは扇子

レディアは長い爪

『すっご……』

レディアの爪のひとつひとつは刃物のように鋭く、触れただけでも切れてしまいそうな感じだった

「始めましょうか……空さん」

こくんと頷くと同時にレディアは風を切りながら突進してきた

ただ、空はレディアの攻撃を避けることなく立ち尽くしていた

そして

ザシュッ

肉を切り裂いたグロい音と共に飛び散った赤い血

空はレディアが近づいてきた瞬間左に避けたが間に合わずに右腕に傷を負ってしまった

『いっつ〜〜…』

「あらあら、痛そ…」

レディアは楽しそうにクスクスと笑っている

でも今の攻撃のおかげで空が抱えている謎が解けた

空は傷をジーッと見つめた

かなり深い傷
たぶん普通の人がくらったら骨にまで届く致命傷だろう

『ねぇ一つ聞いてもいい?』

「…いいわよ」

『レディアさん…あなた…






男でしょ?』

「はっ……!?」



謎が、解けた

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あきゅろす。
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