脇道寄り道回り道
Twitter再録(後編/イチピナ風味)
そんなこんなで副会長、記憶喪失に。




「あー…まぁ、飯でも食え」
「…あ、の」
「俺式ポークストロガノフ気紛れサラダ添えベシャメルソース仕立ては、口に合わねぇか?」
「あ…いえ、い、ただき、ます…」
「あ、ああ」
「あの、お、美味しいです。ぼく、日本語へたくそ、ごめんなさい…」
「…」
「えっと、有難うございます、お兄さん」
「…」



「デザート食ったら風呂入れ」
「…え、と」
「…どうした?ああ、ジャグジーの使い方が判んねぇのか。あれは、」
「あ、あの、ぼく!…お風呂、ダディ…えと、お父さんと…しか…」
「…一人で入れない、と」
「ご、ごめんなさ…ぐすっ」
「ライフライン・オープン、敢えて突き放すor今夜辺り犯罪者」



「わぁ、ぼく、おっきくなってる!足ながーい。わ、こんなとこにお髭…」
「ほら!さっさとシャンプーするぞ!お前のサラサラの金髪はトリートメントが重要だ、判ったかコラァ!」
「ひ!」
「…す、すまん、泣くな高坂」
「ひっく…ぼ、ぼく男の子だから泣きません…!ちんちんありますっ」
「助けてくれ」


「えと…ささき、ゆーち、さん」
「違ぇ、嵯峨崎佑壱、だ。正しく発音しろ、さっきも変なイントネーションがあった。韻が違えば言葉も変わってくる」
「は、はい、佐賀さき、さん」
「…はぁ、難しいなら名前で呼べや。テメーのが年上だしな」
「ぼ、ぼく、テメーじゃない、です!」
「あ?」
「日向です!」

「あーはいはい、お前の名前なんざ嫌っつーほど知ってる」
「ゆーいち、さん。ぼ、ぼく、ぼくのことキライです、か…?」
「すいません好きです泣かないで下さいお願いします」
「…あ、れ?なんか、お尻に当たっ」
「日向」
「は、はい!」
「大人はエクスカリバーを装備してんだ判ったか判ったな、よし」
「佑壱さん、ロン毛」
「10年以上切ってねぇからな」
「いい匂い、します」
「…嗅ぐな、テメー…日向は中身は三歳でも体は18歳なんだぞ!…暑苦しい」
「ご、ごめんなさ…。で、でも、ぼくも、佑壱さんと、いっしょの匂い、します」
「…」
「えへへ。佑壱さん、みたいな、かっこいい大人になりたいな」




「…」
「わぁい、うでまくらー。お父さん以外の人と寝るの、初めてっ」
「…」
「うれしいな」
「…日向」
「あ…うるさ、くて、ごめんなさい…」
「もうお前は嫁に来…ゴホッ!そのまま変わらずデカくなれよ」
「え?でもぼく、佑壱さんみたいになりたい、です」
「駄目だ俺みたいな腐った男には決して…!」




「ん…眠れねーのか?」
「あ、起こしちゃってごめんなさ…」
「はぁ。いちいち謝んな、何にもしねぇよ」
「はぃ」
「急に記憶無くしちまったんだもんな、仕方ねぇ。待ってろココア淹れてやっから…ほら」
「ぁ、い但木増す」
「頂きます、だ。どんな発音だよ、文章にすると誤字みてぇになっちまうだろ…」
「わ、甘ーい」
「…ニコニコしてやがる」
「え?」
「んでもねぇ!さっさと飲んでさっさとトイレ行け。おねしょしたら殴るぞ」
「あ、あの…」
「まさか」
「ぼく、トイレはいつも舎弟に付いてきて貰ってる、から…」
「微妙に予想が外れてやがった…!俺はお前の舎弟じゃない!」
「はい、お母さん」
「…」
「あ、あれ、あっ、間違えちゃった!あの、今のは違くて、ほ、ほんとは佑壱さんって言いたかっ…、ごめ、ごめんなさ…」
「判ってっから、泣くな」
「恥ずかし、です…ひっく」
「ああ、もう、泣くなっつってんだろ、来い、抱っこしてやっから」
「ごめ…なさ、ぼく、おっきいのに…」
「…俺を殺す気か」



「ぐすっ」
「あー…よしよし」
「ぼく…泣き虫です…うぇ、ごめ、」
「謝んなっつってんだろ、…んなに俺が怖ぇのかよ」
「佑壱さん、怖くない、です。優し…かっこいい、です」
「………マジで高坂か?」
「え?」「記憶喪失装って俺をハメるつもりじゃねぇだろうな…」
「?」
「結婚したくなくなって…!」
「佑壱さん結婚する、ですか?」
「…あー、今のは、忘れろ。悪かったな、お前が一番辛い立場なのに」
「わっ。…えへへ。あったかーい。筋肉、いっぱい。…わぁ、お腹が割れてます!痛そう」
「もぞもぞすんな、くすぐってぇ。良いから大人しく寝ろ…」
「はぁい。…えへへ。あったかーい」
「…」
「…あの」
「寝ろ」
「…はい。お休み、なさい」
「ああ、お休み」
「………あの」
「おい、」
「佑壱さ…結婚、しないで下さ…すーすー」
「…」
「すーすー」
「………」
「すーすー」
「…俺はロリコンじゃねぇ俺はショタコンじゃねぇ俺は犯罪者じゃねぇ」
「佑壱さ…大好き…すーすー」

「………トイレ…」



「チィース!
 こんな時間に珍しいっスね。どうしたんスか?…凄い顔っスけど。
 …は?子供から殺されそう?
 ちょ、どう言う事っスか?え?
 右手が4発?何言ってっか判りませんよユウさん。
 …は?高坂が怖い?
 ディアブロとやり合ったんスか?え?まだヤってない?
 …榊の兄貴ー、副長が変っス」

「放っとけ」


「あ、もしもしカナメさんっスか?
 さっき副長が来られて、何かあったのか…ココア凝視したまま『やっぱホットミルクにしとけば良かっ…ひぃ!何考えてやがる!ぶっ殺すぞ!』っつって、やけ酒で酔い潰れちまったんスよ。
 またシーザーと喧嘩っスか?え?いや、ディアブロは居ないっス。副長一人です」





「榊の兄貴、何か不味い事になってるそーっス。カナメさんからシーザーに連絡しろって言われたんスけど、俺なんかが電話して総長が出てくれる訳ないっスよね…」
「駄目元で掛けてみろ」
「あー…ま、一度だけ…俺ハート弱いんで」
『プププ…俺の可愛いワンコ、元気か』
「早!ワンコールと待たず…!」



「あの、総長っスか?」
『そーよ、何があったにょ?なんつて、実はアタシ全部知ってますん!イチに盗聴器仕込んでますから!当然っ、4発も盗み聞きしてまブフッ!…フ、鼻血がまた吹き出した』
「あの…本物の総長…っスか?」
『こちらも大変なんざます!ただでさえイケメン三歳児が涙目でブフッ』




『とにかく次から次に萌えが襲い掛かって来る上カイちゃんまで襲い掛かって来て俺は瀕死なう』
「カイちゃんって誰っスか?」
『台風でハァハァし過ぎたのが敗因だ。まさかの犬猫!俺を…俺をどうしたいんだ!』
「は?!」
『頼む…!輸血してくるからイチ叩き起こして伝えてくれ…!』
「副長を叩…?!」




「ユ、ユウさんを、叩き起こせ、って!総長が…!」
「…お前…死んだな」
「榊の兄貴ぃ!嫌だ!俺まだ死にたくない!生きたいっス!」
「御愁傷様」
「いやぁあああ!!!副長を叩き起こして『攻め様にお知らせです、ピナちゃん三歳を餓えた雄がお預かりしております』とか言えねー!」
「何だとコラァ!」
「副長…!」
「テメー、今なんつった?あ?!」
「ひぃ!『攻め様にお知らせです、こちら迷子センターでは只今イケメンの皮を被ったピナちゃん三歳を餓えた雄がお預かりしております。いたいけな三歳児が複数人の白濁まみれになる前にお迎えに来て下さい』って、総長が…っ」
「っ、あんの腐れ親父…!」





「何処だ糞腐れ親父ー!テメー、今度の今度は刺し違えてでもぶん殴ってやらぁ、出て来やがれコラァ!っ、おふ!」
「う、うわぁん…!佑壱さぁん!うぇーん」
「ひ…日向?無事だったか?!誰に何された?!体は大丈夫か?!」
「うわぁん、起きたらっ、佑壱さん居なくて…こわ、怖かったです…!ひっく」
「失敬な犯罪者…人ですねぇ。セントラルの片隅でシャツ一枚の高坂君がめそめそ泣いてらっしゃるから余りにも愉快…お可哀想で、保護して差し上げたと言うのに」
「叶…!」
「あのまま親衛隊に見つかっていたらどうなってましたかねぇ?幼子を残して深夜徘徊なんて…保護者失格ですよ犯罪者」
「ぐ…」
「も、どっかいっちゃ、や、です!」
「…すまん」
「うっうっ、暗くて…寒くて…うわぁん!怖かったです…!うっうっ」
「悪かった。俺が悪かった、だよな。図体デカくても三歳なんだよな…。ほらもう泣き止め、目が腫れちまう」
「うぇ、ずずっ」
「チュ」
「…?」
「泣き止んだか」
「ぐす、もっかい」
「チュ」
「わ」
「ペロッ」
「ひゃ!…佑壱さん、ぼくの涙舐めちゃだめ、です。しょっぱいんです」
「だったらいつまでも泣くな」
「だって、佑壱さんチューしてくれないもん」
「あ?してんだろーが、ほら。チュッ」
「っ、ちがいますっ。お父さんとお母さんは、口にチューします!お目めじゃないもん!」
「…」
「…?佑壱さん?」
「…」
「…あ、ごめ、ごめんなさい、ぼ、ぼくなんかにチューしたら、き…汚いです。ひっく、ごめ、ごめんなさ…ぅん!ふわ…んんん!ぅむ…っ、んゃ、苦し…んっ、んん…ゃ、佑壱さ、ぅん!ひゃっ、や、佑壱さ、こわ、怖いです、やだぁ!う、んっ!んーっ、ふっ、んん…っ」






「………今なんつったんですか、イチ先輩?」
「…申し訳ありません」
「ただでさえ記憶退行してる副会長閣下にうっかりディープキスした挙げ句あちこち触りまくって泣かれた…だって?」
「ハイ山田様の仰る通りっス」
「この野郎、あっちは中身三歳だろ?!何考えてんですか駄犬!犯罪者が!」
「…ハイ」




「ピナちゃん、唐揚げどーぞ」
「あ、りがと、です。えと、シューさん」
「ハァハァ」
「あ、あの?近い、です…」
「おじさん…ショタじゃないから!ただ、見た目イケメンなのに中身は誘い受け寸どめな今のピナちゃんに興奮冷め遣らぬ有様なだけで!ごほっげほっブフッ」
「…こわぃ…うぇ、佑壱さぁん…」
「どうしよう泣き顔までイケメン…じゅるり。此処で襲い掛かったらチキン腐男子がチキン攻めになってしまうじゅるりらじゅるり。ああでもこの泣き顔はオタクを狼にする要素と因子が混ざり合って…要素×因子。要素は包容力攻めで因子が自分に自信がない健気受けで…いかん今は擬人化萌してる場合じゃ」




「とにかく、責任取って下さいよ。光王子があのまんま戻らなかったら、学園が混乱すること請け合いなんですから!」
「ハイ」
「判ったらさっさと行きやがれ駄犬!」
「ハイ」
「…全く。ちゃんと謝って宥めろよ犯罪者め。ま、イチ先輩に限ってホモに走る事はないよねー」
「…そうでしょうかねぇ」
「え」




「…」
「ぐすっ」
「どうしよう…俺が地味陰険根暗平凡うじ虫オタクなばかりに…いたいけなイケメンを悲しませてしまった………もう…死のう…」
「ぇ?わ、わわっ、シューさんっ、落ちゃいます!窓っ、危な…!ひっ、う、うわーっ!誰かぁ!うわぁん、誰か助けてぇ!ひっく、シューさん死んじゃったぁ」
「日向!此処か!!!」
「ぇ?ゆ、佑壱さぁん…!う、うぇーん!シューさんっ、シューさんがーっ」
「どうした?!誰にやられたんだ、相手ぶっ殺してやっから素直に言え!…おふっ」
「ひっく。シューさん、が…うぇーん!佑壱さぁん…」
「ちょ、待、抱き付くな…!」
「うぇ、うぇ」
「…もう死にそう…」
「うぇ、怖い、です…っ。ぼく、おうちに帰りた…っ、えっ、ひっく」
「駄目だ、帰せねぇ」
「う、うわぁん!お父さぁん、脇田ぁ、お母さぁん…っ、帰りたいよぅ、ひっ、もぉやだ、帰る…ぼく帰るー!」
「駄目だ!お前は俺のもんだろうが…!」
「ぇ」
「何処にも行けねぇ様にしてやる…。来い!」
「ひっ」




「ゆ…佑壱さ、やだ、痛っ、手、痛いですっ、ひっ」
「黙ってろ。…大人しくしてたら外してやるから」
「こわ…ずずっ、うぇ、佑壱さ、こわぃ…。お手て、やだぁ…!」
「黙れ」
「ひぁ。…ゆ、ちさん?ゃ、なんでそんなとこ、触る、ですか?」
「さぁ、何でだろうな?当ててみろよ、日向」
「判ん、な…」





「やっ、そんなとこ触っちゃだめ、です。ばっちぃから、だめなんです…!ひゃっ」
「イヤらしい三歳だぜ。…此処は何でこんな状態なんだろうな?教えてくれよ日向」
「わ、判んない、ぼく知らないです…っ、ゆ、佑壱さんが、悪いの…っ」
「判ってんじゃねーか。良い子だな」
「ひっ!や、だめ、ゃだ…ぁ」





「おか、お母さ…っ、うぇ、お母さぁん…」
「…」
「ごめ、ごめんなさ、ひっく、佑壱さ、ん、こわ…怖い、ひっ、も…触っちゃ、やだぁ…ひっく」
「…泣くほど俺が嫌いかよ」
「ぇ…?」
「………何でもねぇ。手、解いてやっから泣き止め。もう何にもしねぇから」
「ぅ…佑壱、さ…?どこ、行く、ですか?」
「付いてくんな」
「待って、下さ…。ぼ、ぼく、一人や、です」
「っ…付いてくんなっつってんだろ!」
「っ」
「馬鹿かテメーは!今の今まで泣かされてた奴に関わってんじゃねぇ!」
「ごっ、ごめ、なさ…っ」
「ちっ。…泣かされたくねぇなら二度と近付くな、判ったか」
「待…っ。ゆ、ちさん…佑壱さぁん」





「…情けない!またも寸どめ…!イチがヘタレなのかピナちゃんのスキルが発動しまくりなのか!どっちにしても裸待機!僕は輸血中でさえ鼻血を惜しまないにょ!」
「それこそ誠の侍だ。所で俊、ヒロアーキ副会長から脅され仕方なく高坂の記憶を戻す薬を作ったが」
「おバカちん!ただちに捨てなさい!」
「然し渡さねばただちに絶交し転校も辞さない、と言伝てがあるのだが…ふむ、やはり腐男子たる者、高々ヒロアーキ終身名誉平凡受け如きに隷属など、」
「あ、もしもしタイヨーちゃん?光王子様のお薬出来たから今すぐお持ち致しますん。いえいえ、僕とタイヨーの中だもの、そんなそんな。えへへ」





「イチ!」
「総長…」
「げっそりイケメン萌…っつってる場合かァ!畜生、何処まで腐ってるんだ俺と言うオタクは…!イチ!お説教は乞うご期待っ、とりあえず受けを拉致られて息を乱しつつ滴る汗を拭う余裕もない焦りっぷりで助けに行く不良攻めと同じシチュエーションでピナちゃんの元に行きなさい!」
「…無理っスよ。俺は…アイツ見たら何するか判んねぇんです。自分が自分じゃないみたいで…畜生!」
「………連日の睡眠療法が効きすぎたのかしら………俺様溺愛攻めになーれ…」
「もう、日向の前に行ける資格なんか俺には…」
「………」
「アイツは誰か別の奴に保護させて下さ…総長、吐血凄いっスよ」





「泣き疲れて寝ちゃった。…はー、まさかあのイチ先輩がこんな事…」
「おや、彼も一人の雄ですよ」
「手首に痛々しい縛り痕と、全身くまなくキスマークがありました。…あの駄目犬、縛り殺す」
「陛下からの薬は?」
「あ、一応眠る前に飲ませたお茶に入れました。寝るまでずっとイチ先輩を呼んでて…」




「すいません総長、情けない舎弟で」
「お前が本心から反省してるのであれば、謝るのは俺じゃない。誰も頼れない状況に陥って誰よりも寂しい思いをしてるのは?…何が一番最低だと思う?その意味も知らない子供が泣いた事?理由も知らされず突き放された事?」
「…あ」
「可哀想に。今頃、震えてる」





「離せ!あんにゃろーっ、よくもぬけぬけと俺の前に…!縛り殺す!捻り殺す!逆さ吊りだけじゃ生温い!コンクリに叩き付けてもまだ足らんわ!離せ俊!邪魔するならお前さんも道連れだ…!」
「ヒィイイイ二葉先生っ、ご主人公様をお宥め下さいまし…!」
「おや」
「退きなさい二葉!」
「はい」
「きゃー」




「すー…」
「…日向」
「すー…すー…」
「目、真っ赤になっちまったな。俺の所為か。…怖かった、よな。訳判らんまま、大人に組み敷かれて…怖かったろ。ごめん」
「すー」
「…はー。とことん自分が情けねぇ。八つ当たりにも程がある。己の情けなさに嫌気が差して、何も悪くねぇお前に当たっちまった」
「…すー」
「…あー。…俺は。お前が言ってくろたみてぇに、優しくも格好良くもねぇ。いつも肝心な時は動けねぇし、全てから逃げてばっかで、まともに向き合えた試しがない。とことん雑魚な男だ」
「…」
「ごめん。お前が18歳だろうが3歳だろうが、どうしようもなく俺は…テメーが好きなんだ、高坂」







「ぷ。因果応報…あはははは」
「笑いすぎですよ山田太陽君、嵯峨崎君は一応、怪我人?なんですからあははは!」
「おい、テメェら二人共うぜぇ。今すぐ出ていけ」
「おや、寝た振りで熱烈な告白を聞いた猫被り…狸被り?な、高坂君」
「あはは、実は押し倒された時には記憶が戻ってた光炎閣下」

「「!」」



「で、結局ファーストは飛び起きた高坂の歯牙に掛かったのか」
「悔、悔しいです…!ひっく。
 最後の最後でピナイチ落ちだなんて!ひっく。マスターっ、おかわりィ!」
「俊、自棄コーラはよせ。悪酔いするぞ」
「可愛いピナちゃんに襲い掛かる鼻の下が伸びたオッサンなイチが見たかったのにピナイチなんて!

 萌えたァ!」

←*#→
[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!