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呆気なく欲を吐き出した花茎の蠢きが失せると、サスケは下垂したそれを放置して蜜塗れな手指を己の唇に運び、余す事なく生ぬるい白蜜を舐め味わい。口腔でその濃密な芳香を広げて愉快そうに口隅を持ち上げた。

「ククッ…」


色情に翻弄されて吐精したナルトを嘲る低声が部屋に谺する。


サスケが
 笑ってる……


それが劣情なるものであれ、失せたサスケの感性が何かしら働いたのなら満足だと、ナルトは薄いだ意識の中で扉板に手かけ何とか覚束無い足場を保たせ、その悪辣じみた呼気を聴いていた。


それから間も無く。
猛攻と性急するサスケに下肢を剥かれ、丸い双丘を鷲掴む両手に身を崩される。

跪いた内腿が緊迫感にて力籠れば、それぞれの親指を狭間に潜らせ、蕾を剥き出すように押し拡げ。
放射する皺を爪繰るように撫ぜたのを宣告として、取り出した雁太い陰茎の先端を淡色の襞の中心へと触れさせた。

「ひぃッ!?……――ぁ、……ああっ!」

穿孔する哮りが招く鈍痛に水帯びた碧瞳は瞠り、声色は高くと嗄れ。
許容ならぬ質量の全てを挿入されて容易く腔膜が裂け、じわじわと真紅が滲む。
窮状に陥りて押し出す勢いで狭窄するナルトの腔内はサスケにも激しい痛みを与えていた。

確りと双丘に位置つく手指がナルトの肌理やかな流麗な丸みを潰すように食い込み、逃がす事を赦さず。
そうしたのは単にナルトを犯し、貶めたかったからなのか…

取り分け、そういう嗜好をサスケが持っていたからなのか。

何れにせよ、辛そうな吐息を弾ませるサスケの苦痛を和らげたいとナルトは願い、呼気を駆使して躰に走る強張りを解した。

僅かな猶予が出来た事を知ったサスケは溜め息に似た呼気を衝け、潤滑となる鮮血を活用してゆっくりと膨張した陰茎を往来させる。


「‥は‥うぅ…っ」

一気に根元まで沈めては緩やかに先端ギリギリまでを引き抜く事を繰り返す。

擦れ合う粘膜は傷みよりも目覚めた官能に夢中となって蠢き、萎れたナルトの花茎も芯を取り戻していた。

「…ん、‥っあ!」

突き上げを激しくとすれば会陰より連なる薄皮で包まれた球根同士を搗ち合い。
其処からも快い悦感が昇りゆく。

「ふ‥ぅあ!!、…ぁっ、…くぅ…サスっ――…‥」


陰嚢が育む肉質的な音と囀るナルトの喘鳴が静閑な部屋に響き。窮屈な粘膜が軋みつける仕様も程良くとなり、紅熟した熱が高揚する。



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あきゅろす。
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