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地震

「地震だ‥」

オレは全然わかんなかったんだけど
サスケが気ィついてポツリと漏らした。

オレは
何かデカくなった頃にやっと地震だって、わかって‥うォっ!てなった。(忍者失格;)


サスケは落ち着いてたけど、オレは結構揺れてんのがわかっと慌てだしちまってさ。

地震から火事になるし
津波も来るし

地震、雷、火事、オヤジって言われてる順番からしてNo.1じゃんか!

雷と火事……
サスケの千鳥と火遁
二つもランクインかよ!
あいつが
オヤジんなったら
ほぼ無敵…!?

ヤベー‥

何で風ねーんだよ!


そー思ったら何だか余計にサスケに対しての悔しさと長い地震にジタジタ‥…


「机の下に隠れろ‥!」

「だ、大丈夫だって!こんくれェの地震なら……ってまだ揺れてるってばよォオオオ!」

とにかく
オレが一番苦手なんは地震…

サスケに以前ポロっと言ったコト、こいつ覚えていやがったんか知んねーけど
サスケはオレを机の下にと促した。



早く、早く終われッ!とにかく早く揺れんのやめろッてーの!!「もう揺れてないぜ…」

出てこいってな風に差し出した手に掌を重ね
机の下から出てくっと
サスケがオレを抱き締めた。


「お前が怪我しなくて安心した‥。」



胸がきゅんッてなった瞬間だった‥…。



「……サスケこそ、怪我とかなくてよかったな!、そ‥そーだテレビ!地震情報!!」

ドキドキを逃がすつもりでテレビつけたけど大きな揺れが…ってしか文字でてない。



「オレの予測じゃ震度4くれェだな!」


「そうだな、それくらいだろうな。」


「震度4で当ったりィ!」

得意得意ッてな風に笑ってVサインするとフッて笑うサスケに頭をポンってされた。


「なァ…」

「何だ?」

「何でお前は落ち着いてられんだ?
地震、怖くねーんか?」

「…お前が慌てると逆に冷静になれんだよ。」

「ふーん…何で?」

「きっと夫婦ってのは‥そういうもん、なんだろうな。」


へー‥何だか面白れェ…


じゃあ
もし、もしも
オレがサスケみてーに物静かでクールなヤツになったら、
逆にサスケはオレみてーに目立ちたがりでやかましいヤツになるんか?


もっと頑張って
スーパークールになったら‥…

もしかして、もしかしたらサスケは花畑でスキップしたりするくれェなヤツに成長すっかもなッ!
うっし!今度
機会あったら挑戦してみっか!!

うちはクールぶりっこごっこにッ!


サスケがオレをぎゅっと抱き締めたまま
微かに頬に朱色の線を刻んで何かに耽って頬に鼻先をくっつけスリってしてた時、
オレはイタズラ大作戦を頭ん中でネットワークさせていた。


明るくて元気のいい
サスケを想像してワクワクしながら!





<おしまい>





サスケに指摘されて直したテレビの

×自身情報
○地震情報

アレな情報で震度がわかるなんて、どんな情報だよ…(本当にね;)

ごめん、オレ見直し
いい加減だからさ。(ダメじゃん;)
脱字もすげーし‥(きっちり見直せ!)

でも、見つけたら直すぜ。見つけたら、な!(見つけろ!)


あきゅろす。
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