ナルトの妄想※注ネタバレ有そして腐要素満載
「サスケ…どうしてんだろ。」
結局は綱手のバアちゃんが命じた任務をこなす事が出来なかった。
サスケの行方も途絶え、木ノ葉の里へと帰ってきた夜、オレは悔しさと切なさと虚しさを胸にベッドへと突っ伏す形で枕に片顔を埋め、アイツとの一連をダイジェストに思い浮かべていた。
オレへと一直線に視線を向けたかと思えば、とんでもねースピードでやってきて肩を抱き、成長して厚みが増した胸板をチラチラ見せつけながら、拳を握ったまんまだったオレの片手に股間をほんのり触れさせて『どうだ?』とモノ語ったサスケ…
「今度は俺の気まぐれで…」
息が耳に掛かるか、かかんねーかの微妙過ぎる距離で、いかにもオレの運命を握ってるみてーに焚き付けてきたっけ。
それからアレに見立てたように鞘へ収まった刀を掴み握ってゆらりと抜き出して脅しながらに、オレの中にあるモノを写輪眼で視姦‥…
中身を見るだけみて「子供のままだな…」なんてサイが言った事(じーっと見ないとわかんねェってな感じでシンボル確認したサイのあの言動)に追い討ちかけるようにして消えちまった…あいつ。
その後、サスケを追う途中、サスケとは血の繋がってるアイツがオレを断ち切って選んだっていう男に出会った。
イタチが、あいつがオレに言った言葉にこれからを期待しちまうのは当然──‥…だよな。
「サスケは何色にも染まる…」
『サスケはナニ色にも染まる?』
って、ナニ?
まさかオレのーー…
いや、イタチの……
“かけだしたらァ〜、止まらないと言ってェ〜、目指したのはァ〜、白い白いアノ液〜”
でサスケを染め尽くそうってなプランをオレに相談しよう、そうしようとかでサスケを!!
「アイツはまだ純粋だ…」
『サスケはまだ純潔…』
…って、コトはイタチはモチロン、一番サスケ受けじゃあ王道かもなカカシ先生ともキレーな関係だったってワケで、大蛇丸にもカブトにもサスケは……――
「『つきあえ大蛇丸…』と言った後、サスケくんの部屋に挨拶に行ったら胸をはだけさせてベッドに横になってたけど……一体、何を突きあったんだろう?」
サイがサスケとの再会の後、オレに漏らした事が実は気になって気になって仕方なかったんだけど
サスケは……――
サスケは……
まだ一度も受けてなかってコトだったんか。
木ノ葉丸がした、あの男の子同士の術じゃサイが受けでサスケが攻めで、サクラちゃんが腐女子で…、カカシ先生が腐上司だったっけ。
ちっくしょー…
何でサイなんだよ!
アレがサイじゃなく
オレだったら
「キッショイモンみせんな!」
って、鉄拳なんてくらわせたりしなかったってのによ。
あの展開はーー…
ありゃオレを焦らして、さらにストーカー熱をあげようってな展開を作る陽動作戦だったんか?
結局、サスケをナニかの色に染め隊ンジャーの隊長イタチから、サスケを任せるってな感じでカラスを丸呑みさせたんは、サスケのアレをソレする予行練習で、アイツとオレの関係をさらに三割増にするモンだって信じていいんか?
疑問が頭を駆けめぐる……
ぐるぐる、ぐるぐる…回って回って回って回る。
サスケと再会した、あの日あの時、サスケはオレんとこに真っ直ぐ来た。
胸板でセクシーアピールしながら肩を抱き、それからじっとオレを見つめてオレの中に入り、妖狐をぶっ放して2人っきりの精神世界を作って、オレを独占しようとした。
なのにサスケの野郎と来たら、焦らしプレイで“おあずけ”かましやがった!
たったマンマで、ナニかを射抜くみてーな眼差しをして……
「はぁ…サスケ、っサスケ……──、もっとオレんなかにィ…」
そんな風に色々思い出してたら、いつの間にか熱くなっちまって、布団に擦りつけていた…
「…必ず、オレが‥ッ、…お前を──‥っ連れ戻…っっ…!!?…うぅッ」
そうして遥か彼方にGO!!!!して、シミモノがたりを布団に作った途端、眠りへと就く。
翌朝、窓辺からオレを覗く視線に起こされる……ーー
「なんだ、カカシ先生か…」
サスケだったら
大歓ゲイなんだけどな。
寝間着を整えて窓を開けると、何だか少しイカ臭かったけど……
お隣さん…
朝からイカ食ったんかな?
<お し ま い>
あとがき
ジャソプでこの話を読んだ時に閃き、そのあと途中まで書いてましたが誰もが妄想したと思い没に。
でも何だか書き足してしまったのでえいやっ!としてしまいました。
下品ですみません;
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