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超能力部隊

「あー、今まで話してたよ」
亜希子は大輔にそういった。
「えっ、さっきの独り言は何?」
大輔がそういうと、また蹴りが飛んだ。
「そんなことしてると、兵部に好かれないぞ」
大輔が亜希子に蹴りのお返しにそう返すと急に蹴りが止んだ。「そんなこと言わないの。京介さんは、大丈夫なんだから」
「お前の脳内の兵部だろ」
「ずぇーったい、大丈夫よ!」
「その根拠のない自信どっから湧き上がってくるんだ」
「あたしの心の中からよ!」
「うるせー!」
そんなケンカを繰り広げていると、また亜希子の携帯がけたたましく鳴った。
「ほら、また鳴っているよ」
「はいはい」
「もしもーし」
『ハーイ!ケンでーす。これから久しぶりにチルドレン達の顔を見に、日本に行きマース。ついでに、ミス・亜希子が米国(コメリカ)で使っていたピストルも持って行きマース。それに、グリシャム大佐も一緒デース』
ケンから、自分がコメリカで使用していた拳銃を持って行くとの伝言だった。
「大丈夫?オライオンを壊さないようにしてね」『大丈夫デース!メアリーが銃を持っていく担当デス』
「ヤー、ありがとう」
そういって、亜希子は携帯を切った。
「誰から?」
大輔が聞いた。
「ケンから。今から日本に向かうって電話だった」


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あきゅろす。
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