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超能力部隊

ここは、コメリカ合衆国国防総省。通称ペンタゴン。
その陸軍の部署を歩いているのは、一人の顔に傷を持つ威厳のある老人。「オ〜。J.Dグリシャム大佐ではないデスカー!」
「元気かね、ケン・マクガイア中尉」
ケンと言われた金髪のサングラスをかけた男は、敬礼をした。
「ミス・夕霧は日本(ジャパン)に行きマーシタ」
そのケンの隣で話しかけたのは、グラマラスなカウボーイルックの女性。メアリー・フォード中尉だ。
「ミスター・夕霧に電話をしなくてはな…」
「ワタシ達も夕霧に電話シマース!」
メアリーは、亜希子の携帯に直接かける。
その頃、日本・東京のあるマンション。
朝の5時で、まだ静まり返っているうちにけたたましく鶏よろしく亜希子の携帯が、必殺仕事人のテーマを鳴らす。
「もう!亜希子!爆音にしとくなっていつもいってるじゃないか!」大輔は、音で飛び起きた。
「だいたい、俺は昨日夜勤だったんだから、あんまり寝れてないのに!」大輔は亜希子を起こす。
「えへへ…京介さあーん」
(こいつ、寝言でも兵部のことしか考えてないのか)
大輔は、亜希子に呆れながらも起こす。


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