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超能力部隊
10
「あれは…ICPOからも15歳以下の子どもは巻き込むなと言われているんだ」
大輔がそういうと、急に念動力で大輔が叩きつけられた。
「子どもっていうなー!」
薫が大輔の言った子どもという言葉に過剰反応したらしい…。
「ぎゃあああ…どうして俺はこんな立場なんだよ」
大輔はそういって嘆いた。
「まあ…しょうがないじゃん」
亜希子はそういってそういう立ち位置なんだしと付け加えた。
「亜希子…お前なんとかしろよ」
と大輔に言われると、面倒くさいと言いたげな顔をした。
「とにかく…チルドレン達はこのことに関わることは禁止です!」
大輔は、壁に叩きつけられながらも関わらせないと宣言した。
「だって、あれ見たろ?高超度エスパー達の殺され方…。皆苦痛で顔が歪んでいた。そんなのに、君達が被害に遭うことは、悲しいんだ」
大輔はそう話を続けた。
「でも…お姉ちゃんやお兄ちゃん達は自分達がそうなっても平気なの?」薫は、亜希子達の顔を見た。
「別に…あたしは“思考する兵器”だし」
「俺は贋作みたいなものだから…」
そう二人は薫の質問に答えた。


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あきゅろす。
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