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超能力部隊

「そんな話を聞いていると、ハンバーガーが食べれなくなりそうです…」小鹿主任はぐったりしていた。
「ああ、一つきはハンバーグや焼肉が食えなくなるからな」
賢木は、小鹿主任の言葉に頷いていた。
その頃、待機室ではチルドレン達が大騒ぎをしていた。
「あー!!皆本いつ来るんだよ!」
「会議…長引いとるな…」
「大丈夫よ、ナオミちゃんがドア吹き飛ばしていたくらいだからECMは使われていないみたいだし、見にいってもいいんじゃない?」
紫穂は、心配している二人をよそに黒い笑みを浮かべている。
(子ども達にだけ見せないなんて…可笑しいわ…これは、きっと裏に何かあるのよ)
そういって紫穂がリミッターを外す。
すると、薫が亜希子について変なことを考えていた。
「あの姉ちゃん、絶対さー」
皆本が事故で、ドアが開かなくなってしまった車に向かう。
『大丈夫か?亜希子さん!?』
「何で…助けるの?」
亜希子の頭には血が滲んでいる。
「ごめんなさい…こういうときどうしていいか、分からないんです」
『笑えばいいんじゃないかな』
皆本は、亜希子にそういった。とここまでは薫の妄想。
「絶対、ないからー。薫…、そういうことはこの先一切無いで!」
葵は、言い切った。


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