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超能力部隊

その頃、バベルの職員の女子更衣室では亜希子
がばたばたと音を立てながらたどり着いていた。「すいませーん!寝ぼけたというか、ずっと道に迷っていて今頃たどり着いたという…」
亜希子はぜえぜえと息を切らしながら、誰もいない女子更衣室で言い訳をしていた。
「あれ…誰もいない…」亜希子はきょとんとしながらも着替えの準備をした。
「あれから…、柏木さんに届けて貰ったんだよね…制服」
亜希子は、まだ袖も通してない制服を取り出して
SARAMANDRAMEIDANと名札を張ってあるロッカーを開けていた。
「あっ…そうだこの写真も貼らないと…。」
亜希子はコメリカの時のようにロッカーの扉に写真を貼り付け、そして着替えをし始めた。
「あー…。七年ぶりかな…。この制服を着るの…」
亜希子は、ぶつぶつと独り言をいいながら、青色のスーツとタイトスカートに足を通す。
「あれも、ちゃんと持ってきてあるし…」
黒ストッキングを履きながら考え事をしていると、突然後ろから「わっ」という大声が聞こえた。「うっ…わー」
亜希子がびっくりしてしりもちをついていると、そこにいたのはチルドレン達だ。


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あきゅろす。
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