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超能力部隊

「でも、何で心臓ばかり…」
そう、皆本が疑問に思っているときに、バベルの目の前にある喫茶店ドッグカフェでは、拓矢が、不二子と一緒にパフェを食べていた。
「んで…そいつが心臓ばかり狙ってるんだよ。
しかも、高い超度の奴ばっか…」
「分からないのよ…。あんただって、同じエスパーが狙われているんだから少しは心配したっていいんじゃないの?」
不二子は、もぐもぐとパフェを食べ続けている拓矢に話しかけている。
「すいませーん!パフェのおかわり下さい!」
「ちょ…あんたどんだけパフェ食べるのよ!
今、5杯目でしょ?どんだけ国庫を甘味に費やすのよ」
「いやー。しばらく食べてなかったもので、たくさん食べたくなってしまいまして」
「そういう問題じゃないでしょうが!後、兵部も逃がしちゃったし…。ちょっとは、現役なんだしさー。らしいことしたらどうなの?」
不二子は呆れながらも、パフェの空グラスを店員に渡しながら話を進めていく。
「あいつは、あいつなりにヤなことがあったんだろ?ほっといてやれよ。それに、俺があいつに文句いったって、突っぱねられるのが落ちさ」
「そうなのかしら…。」不二子は、拓矢の言葉に溜息をついた。


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あきゅろす。
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