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超能力部隊

ここは、バベル作戦大会議室。
暗幕をし、プロジェクターを使って見ているのは
今まで起きていた高超度(レベル)エスパーの死体。
「まさか…反エスパー団体の関係者を殺していたことに気を取られていて、まさか高超度エスパーが殺されていたなんて気づかなかった…」
皆本は、その画像を見ながら呆然としていた。
「しかも、死体は全て心臓がないんだよネ。
信じられるかナ?」
桐壺は、画像を見ながらイラついている。
「ウチの可愛いチルドレンたちまで狙われていたら、
困るんだヨ!こんな嫌な殺され方をするなんてネ…」
桐壺は語りながら号泣している。
「大丈夫ですよ!超度7の子たちですから、なんとか
出来るでしょう」
皆本はそういいつつも、心配していた。
(殺されていたのは、全て超度4以上のエスパーだ。
あの子たちが狙われないとは限らない…)
「ひえええ〜。気持ち悪いです…」
小鹿主任は、画像を見ながら叫んでいた。
「しかし、うちのナオミも狙われる可能性もあるということか」
「だ・れ・が、お前のモンじゃー」
ナオミが、谷崎のその言葉を聞いていたのか、思いっきり会議室のドアを破壊した。
「あ…すまん」
谷崎は、ドアの下敷きになっていた。


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