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超能力部隊

「良かった…100メートル先からでもクロノキネシスは効果があったんだ」
夕霧は地上に降りながら、そういった。
「あれは夕霧さんの能力だったの?」
紫穂が質問をすると、夕霧は首を縦に振る。
「タイムリーパーである俺の能力の副産物なんだ。
レベル5位だと、時間を巻き戻るほかに時空間停止だとかも使えるんだ」
そういって、夕霧はチルドレン達と一緒に
亜希子を助けに向かった。
「でも、それ以外夕霧さんは地味だよね」
とチルドレン達は口を合わせていった。
「ひ、ひどいよ…みんな」
夕霧はべそを掻きながら向かっていく。
そして、胡蝶との戦いはというと…
(気をつけろ!澪!相手は殺し屋だぞ!)
コレミツは、そう澪に叫んだ。
「何いってるの?あたしがこんなおばさんに負けるはずないじゃない!」
「私も加勢してるから、大丈夫」
胡蝶は、真空の刃を至る所に浮かべながらじりじりと
追い詰めていく。
「くっ…」
亜希子が地雷でも踏んだかのように、足が痛くなり倒れこんだ。
「おばさん!」
(大丈夫ですか?ハイプリエステス!)
「大丈夫…こんな傷…訓練で作ってるから」
亜希子は足からかなりの血を流している。
「どうしよう…」
澪とコレミツと亜希子が劣勢に追い込まれている。
すると、胡蝶が地面に叩きつけられた。
「澪…何してるんだ?」


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