超能力部隊
8
「何?あんたの知り合い?」
澪が聞くと亜希子は即効で答えた。
「いや、全然」
そして、チルドレン達は皇帝と闘っていた。
「サイキック!!メガトンパンチ!」
薫が、皇帝に念動力をぶつけようとすると力を
そのまま流される。
(つ、強い…)
「スペツナズを舐めないでくれるかな?」
そういって皇帝はくすりと笑い薫をほん投げた。
「超高速テレポート!」
葵は、薫を救うためにスピードを上げたテレポートで
助けようとしている。
「念波で干渉してしまえばスピードも落ちるよね…」
皇帝は念波を葵に向かって飛ばした。
「なんや!力が急に落ちた」
「薫ちゃん!葵ちゃん!」
紫穂は、手にしていたデリンジャーで、挑む。
「デリンジャー…か。オレのドラグノフには敵わないよ」
そういって、弾丸を紫穂に向かって発射しようとすると、急に皇帝の動きが止まった。
「あれ…、何だかあたし達以外動いていないよね…」
空を見上げると、飛行機がまるで時間が止まったかのように動かない。
「何や…エスパーが能力使ったんかいな」
葵は、きょろきょろ見回しながら地上に降りた。
「ともかく、亜希子さんのところに向かいましょう」
紫穂はそういって、まるでDVDの一時停止状態の世界を歩いていった。
すると、後ろからなんだか気弱な声が聞こえた。
「チルドレン達!大丈夫だった?」
「夕霧さん!」
チルドレン達は声を揃えた。
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