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超能力部隊

「何?あんたの知り合い?」
澪が聞くと亜希子は即効で答えた。
「いや、全然」
そして、チルドレン達は皇帝と闘っていた。
「サイキック!!メガトンパンチ!」
薫が、皇帝に念動力をぶつけようとすると力を
そのまま流される。
(つ、強い…)
「スペツナズを舐めないでくれるかな?」
そういって皇帝はくすりと笑い薫をほん投げた。
「超高速テレポート!」
葵は、薫を救うためにスピードを上げたテレポートで
助けようとしている。
「念波で干渉してしまえばスピードも落ちるよね…」
皇帝は念波を葵に向かって飛ばした。
「なんや!力が急に落ちた」
「薫ちゃん!葵ちゃん!」
紫穂は、手にしていたデリンジャーで、挑む。
「デリンジャー…か。オレのドラグノフには敵わないよ」
そういって、弾丸を紫穂に向かって発射しようとすると、急に皇帝の動きが止まった。
「あれ…、何だかあたし達以外動いていないよね…」
空を見上げると、飛行機がまるで時間が止まったかのように動かない。
「何や…エスパーが能力使ったんかいな」
葵は、きょろきょろ見回しながら地上に降りた。
「ともかく、亜希子さんのところに向かいましょう」
紫穂はそういって、まるでDVDの一時停止状態の世界を歩いていった。
すると、後ろからなんだか気弱な声が聞こえた。
「チルドレン達!大丈夫だった?」
「夕霧さん!」
チルドレン達は声を揃えた。


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