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超能力部隊

「とりあえず…自分で解禁しないと」亜希子はリミッターを独りで解除をすると、腕に付いていたリミッターを炎で溶かした。
「あんなの扇を取り上げてしまえば、簡単じゃない」
澪が空間を歪めて取ろうとすると、女性はにいっと笑った。
「テレポタさん、そんだけではウチの能力抑えられないあるよ」
女性は、澪の腕をぱんっと振り払った。
「いったいー!」
「ウチ、殺し屋やってるよろし。そんな殺しの基本も学んでない子供に負ける訳ないあるよ」
そういうと、その女は澪に向かって真空の刃を
飛ばした。
「ちぃっ!」
澪は、テレポートで場所を移動した。
「甘いね!これは空気のある場所なら生み出せるあるよ」
刃は、澪に向かって襲い掛かろうとした瞬間!
炎の塊がその刃にぶつかって砕け散った。
「強い炎であれば風を起こせるのよねえ」
澪がびっくりして振り向くと、そこには亜希子がいた。
「貴方、つめが甘いよ。片腕だけしかESP錠がついていなかったし」
亜希子は、外した手錠を澪に
見せびらかしながら
話しかけた。
「おばさん…」
「アイヤー。あんたもいたあるか!みんな纏めて
処分するよろし」
「あなたは、王胡蝶」
「あら、名前知ってるあるか」
胡蝶はゲラゲラと笑う。「情報は、ラングレーから頂いているからね」
亜希子はキッと睨み付けた。


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