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超能力部隊

澪たちは、パンドラ本部に向かって車を走らせていた。
「もうっ!もっと速くならないの!」
澪は怒りをコレミツにぶつけた。
(そんな事いわれても…ここまでが限界です!)
「それじゃ、あたしが運転する」
澪がコレミツから乱暴にハンドルを奪い取ろうと
すると、急にがくっと車がバランスを崩した。
(なんだ…!急にタイヤがパンクした!)
「アイヤア…コメリカの政府要員かと思ったけれども
違うアルネ…」
舌足らずな話し方をした、深いスリットの入った真っ赤なチャイナ服を着た女性が高層ビルの屋上に
立っていた。
「そちの方に、何か来るアルネ」
「そう…レベル7のエスパーだね。面白くなってきそうだ」
女性は、狙撃銃を構えたサーモンピンクの髪の男性
に話かける。
「ウチ、このエスパーのお陰でペイ無しなるは嫌アルネ」
「大丈夫さ…、俺の銃は必ず当たる」
「さすがは、皇帝さんネ。ウチ、あの車の奴らやる。
そっちは、レベル7の奴ら頼むよろし」
そういうと、その女性は顔を覆い隠すぐらいの
扇をばさっと開いた。


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