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超能力部隊

「あれから…61年か。早いな」
拓矢はぼそりと吐き捨てるように独りごちた。
その頃、皆本達は亜希子の思念波をキャッチしていた。
「ここから500メートル先にある、交差点にいるわ」
紫穂が思念波から居場所を見つけたらしい。
「でも、近くにガードがあるけれど大丈夫かいな…」
葵は心配していた。
「大丈夫だって!その気になればブースとがあるからさ」
薫は葵の心配を他所にかっとばしていく。
「後、ばあちゃんの呼んだ助っ人も来るんだしさ、
ばあちゃんの古くからの友人って言っていたから
きっとダイナマイトボディだよ!」
薫は考えて、ぐふぐふと笑っている。
「海自の人らしいわね…どういう人か触ってみたいわよね」
紫穂は、賢木に触って確認したらしい。
「海自もバベルみたいなの持ってたんやね」
葵は、ビックリしていた。
「その割には、管理がかなり甘いわよ…
普通の人々やらが入り込まれるなんて…」
紫穂はシビアな評価を下した。
その言葉に呼応するように、拓矢は大きなくしゃみを
した。
「風邪かよ…」


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あきゅろす。
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