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超能力部隊

「なんですって!!大輔が澪とコレミツに浚われたなんて」
柏木秘書官は吃驚している。
すると、蕾見管理官は自分の管理室にある、『夕霧専用ボタン』を押した。
すると、防衛庁の海上幕僚本部N.E.P.T.U.N.E.の隊長室のベルがけたたましく鳴り響いた。
その椅子に座っていた、銀髪で天然パーマの男ががちゃりと電話を取り上げる。
「はーい、ここは中華料理屋ではあーりません。バンバンジーなんて扱ってねえから掛けなおせー。って不二子様!?」
天然パーマの男は驚いていた。
『何しているの!?拓矢?』
不二子はその声の男に驚いている。
「いやあ、最近頻繁に中華料理屋の間違い電話が掛かって来るからさぁ、つい癖でやっちまった訳よ」
拓矢は机に両足をどっかと乗っけて話している。『あいかわらず…変わってないのね。そういうとこ。兵部が貴方の孫を浚っていったみたいよ』
「おいぃいー!マジかそれ。あのカーテンのシャーの男が?」
『?カーテンのシャーって?』
拓矢の意味不明な言葉に不二子はきょとんとする。
「ああ、わりい…こっちの話さ」
『兵部が動き出したら貴方のところにある専用電話を鳴らすことになっていたからね。不二子困っちゃう〜』
不二子は電話の向こう側で可愛く言った。
「俺は、ただそれだけじゃあいかないからな。せめてパフェでも奢ってくれ!糖尿病で月1しか食べれねえんだよ!ドデカいパフェを!」
『えー、なんで〜』
不二子はくねくねさせる。


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