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超能力部隊
10
皆本は、大輔のいるバベルへと向かった。
「つまり…ここで澪とコレミツに捕まったんだな」
賢木は、バベルで急遽非常事態コールが鳴った為に
バベルの前の道路に手を当ててサイコメトリーをした。
「これなら、紫穂ちゃんのが正確だろう?」
賢木は、澪たちの足跡を地図に書き出している。
「相変わらず、次から次へと問題が起こるな」
皆本に賢木はそういった。
「まあな。エスパーは大きくなっても子供っぽい人たちばかりさ」
皆本は、溜息をついた。
「確か、中小で聞いたことがあるな…一学年下の女の子が特務エスパーという噂があったんだ」
「本来、特務エスパーということは隠すから嘘じゃねえの?」
皆本の言葉に、賢木は驚いていた。
「いや、嘘じゃない。僕が特別教育プログラムを受けて欲しいと言われていたときだから2001年頃か」
「へー、珍しいな。めったに情報漏えいさせないバベルが何か起こしたのか?」
賢木は、悩みこんだ。


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あきゅろす。
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