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超能力部隊

「大変だ!」
大輔は、イヤーカフス型のリミッターで
皆本に連絡を取る。外は、夕方に向かっている。
「何だ!大輔さん」
皆本は慌てて携帯を取る。皆本達はマンションに
ついたばかりだ。
「今、薫ちゃん位のつんつんヘアーの女の子と傭兵風の男に、亜希子が攫われてしまったんだ」
大輔は、驚きを隠せない様子だ。
何しろ、あんな子のような変則的なテレポーターは見たことが無い。
何かの合成能力だろうか。
亜希子も炎を発生し操れる能力ということはバベルには説明してないが、それも合成能力だろう。
「もしかして、澪とヤマダ・コレミツか?」
皆本はそう、大輔に説明をする。
「そうなんだね…」
大輔は、そう言って回線を切り、一路澪と
コレミツを追った。
「何だか…嫌な予感するんだよな…あいつの事だから
変なことしてるんじゃないのかぁ」
大輔は、大きな溜息を吐きながら向かった。


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