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超能力部隊

(くっくっくっ…まさか君のお陰で女教皇(ハイプリエステス)と法王(ハイエロファント)を呼び込めるとはね…野兎の皇帝(ツァーリ・ヴァシリ)君)
兵部は不敵な笑みを浮かべた。
その頃、バベルでは勝手に松風達の過去の写真をスライドショーにして楽しんでいた。
「これが、亜希子達の小さい頃の写真と動画。
ちゃんと、とって置いて良かったわ〜」
不二子は楽しそうにいう。
「あれ…今とベレー帽とリボンの色が違う!」
奈津子は気がついた。
「そう、亜希子の色はエンジ色だったの〜」
不二子はテンションが上がっている。
「何で、色を変えてしまったのですか?」
賢木は不二子に質問をした。
「だってぇ〜ちゃんと彼女のは用意してあったのだけど薫ちゃんと色が被るのは嫌じゃない〜?」
「つまり、間違えるからですか?」
賢木はそういった。
「そうね。」不二子はきっぱりといった。
「そんなことで色を変えられちゃあ堪らないな」
賢木は、まだ10歳くらいのあどけない顔をした亜希子を見ながら呟いた。


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あきゅろす。
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