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「まさか…」真木はそのことに気がついたようだ。
「そう、僕の古くからの友人の孫でね。おっと、そこから先は言わないぜ。皆で考えてみるといい」
そういうと兵部は悪戯っぽい笑顔を浮かべた。
「うーん。よく分からない」ふわふわの髪の毛をした
空中を浮いている藤浦葉が、即効でギブアップをした。
「なんで…？何で女王（クイーン）も女教皇（ハイプリエステス）も恵まれているの？」
つんつんとした髪の女の子、澪が半ば怒りながら、激怒した。
「大体、１９歳なんておばさんじゃない！それなのに
なんで少佐はいいの？」
隣で話を聞いていたらしく、大柄の傭兵じみた男ヤマダ・コレミツに怒りをぶつける。
《仕方ないでしょう！少佐のご意向ですし…それに
貴方も後８年したらその人と同じ年齢になりますよ》
コレミツはテレパスで澪に伝える。
「いやだもん！あんなおばさんに少佐を取られるのが！」澪は駄々をこねる。