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超能力部隊

「ところで、亜希子さんどこかで貴方の名前を聞いたことがあります。確か…小学校で噂が」
皆本はそう亜希子に話かけると、言葉が返ってこなかった。
特務エスパー時代に何かあったのだろう。
「別に気にしなくていいです」亜希子はそういった。
その頃、パンドラのアジトではマッスル大鎌という筋肉質のハードゲイ風の格好をした男がフロッピーディスクを持ってきた。
「極秘ニュースよん。なんと女教皇(ハイプリエステス)は12歳の時にバベルと揉めてるの!すごいニュースじゃない?」マッスルは張り切って話すが、真木達はもう知っているというような顔をしていた。
「でも、それがなんの関係があるの?バベル側は大事にしていたらしいし」背の高いサングラスを掛けた美女加納紅葉はそう兵部に話しかけた。
「確かに、君らから見れば大事にされていたと思うだろ?けれども、彼女の家系は海軍の生まれなんだ」
兵部は海軍の部分を強調させるように言った。


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