[携帯モード] [URL送信]

超能力部隊

「遅いな…松風主任」
亜希子は時計を眺めながらパリ駅で待っていた。
「おーい!亜希子!」
「主任!どうしちゃったんですか?」
「亜希子、聞きたいのはこっちだよ」
大輔は、はあはあと息を切らしながら、黒い
シンメトリーな髪を掻き揚げた。
「だいたい君はコメリカにいったんだろ?
そこでマリーンに入隊して」
「はいはい、説明はそこまでにして、昨日バベルから
メールが届いたの」
亜希子は、携帯を開く。
「そこに書かれていたのは、今回私が任されている
作戦(ミッション)と一緒だった」
「だから、コメリカから昔組んでいた主任を頼ってきたの」
亜希子は、パタンと携帯を閉じた。
「それに…今回会いたい人がいるの」
亜希子は、急に声色が変わった。
そしていきなり待ち受けを見せてきた。


[*前へ][次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!