超能力部隊 3 「もう…誰だよ」 大輔はイラっとしつつも、携帯を取った。 『はい、松風ですが…、ああ!亜希子!』 大輔は、びっくりした。 『ああ、松風主任?今、ブランスについたんだけどさ。エッフェル塔が見えるんだけど… リヨンってどっち?っていうかエッフェル塔に向かっていけば着く?』 『つかないよ!ズイスの方に向かってけばいいんだってば…あいかわらず方向感覚が悪いなあ』 「誰だった?」 「昔のチームメイト。今からパリに行ってきて、 そのまま日本(ジャパン)に向かうよ」 「そうか…インターポール捜査官としては実に優秀 なんだけどね。地味さ加減とか」 「君までそういう!?」 大輔は、捜査の資料を持っていきながらそのまま駅に向かった。 [*前へ][次へ#] |