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超能力部隊

「夕霧、本当に…」
「嘘吐き」
兵部が言葉を言い終わらないうちに夕霧は自らの頭に引き金を引いた。


「うわああぁぁ」
「何?またあの夢?」
松風が寝ぼけながら夕霧に話しかける。
外は徐々に白んで来ていた。
「寝汗でぐしょぐしょ…あの夢、私が特務エスパーの頃から見てるよ」
亜希子は、汗をふき取る。
「そのこと、皆本さんか、蕾見管理官に相談すべきじゃないか」
松風は、困った顔をした。
「誰だって、自分が最後に死ぬ夢を毎回見るって話たってストレスの溜まりすぎだから見るって言われるだけさ」
亜希子はそういって起き上がった。


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あきゅろす。
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