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超能力部隊
10
皆本が突っ込みながらも、引越しの手伝いはどんどん
進んでいく。
「すごいわね!このプラモデルのりょ…」
柏木秘書官が、宝物と書かれたダンボールを開けようとしていると、亜希子が猛ダッシュで取り上げた。
「なんでもないんで、自分で片付けます」
亜希子が恥ずかしそうに、物置の奥にそっとそれを仕舞い込んだ。
(他人に見られると恥ずかしいものをどうして親父は送ってくんだよ)
亜希子はしくしく泣いていた。
「後は、二人で出来るわね?」
野分ほたるはそういって、数個のダンボールを残した。
「んじゃ、疲れたんで帰るわ」
バベルのメンバーが疲れてぞろぞろと帰り始めた。


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あきゅろす。
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