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超能力部隊

そして、引越しセンターの車が皆本の住んでいるマンションの前に停まった。
「さあ、どんどん運んじゃって!」
蕾見管理官が引越しの音頭を取っている。
彼女らの部屋に荷物を運びながら薫が、亜希子に
話しかけた。
「ねえ、亜希子さんは家が何してんの?
やたら、カレーのレシピとかが多いんだけど…」「うちはね、家が海の公務員なんだよねー。
あっ、でも助けるんじゃなくて戦う方ね」
「はあ?」
チルドレン達は困った顔をした。
「まあ、こんだけの説明じゃ分からないよね」
「つまり、海自ってことか?」
「ぴんぽーん!正解」
亜希子は、人差し指を真っ直ぐにしながらそういった。
「但し、ながれでは助けないよ。いそかぜで来るからね」
「意味分からないこと言わないでください」
皆本から鋭い突っ込みが入った。


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