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超能力部隊
8

その頃、警護課第五課もとい資料室では
「ババ抜きしよ!ババ抜き」
薫は亜希子の机の中に入っていたトランプを取り出して話す。
「あ〜!!勝手に探しちゃ駄目!」
亜希子は叱ったが、その横から紫穂がパソコンをサイコメトリーをして勝手に覗いていた。
「ふふ、スクリーンセーバーで気づかなかったけれどもこの壁紙兵部少佐なのね」
と紫穂は邪悪な笑みを浮かべていた。
「あああー。見ないでって言ったのに!!」
亜希子は紫穂からパソコンを取り上げる。
「それじゃ、うちはこっちの貯金箱からお駄賃もらっていくわ」
と葵は、大輔の机の中に入っていた500円玉で100万円貯まる貯金箱を取り出していた。

「やーめーてー」
今度は、大輔が叫んでいる。
わいわいしすぎて内線の音が二人とも聞こえていなかった。


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