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超能力部隊
7

「う〜ん、ここには手に入りやすい資料しかないんだよね。早い話が、ブラックファントム関連は極秘資料。だから、ここでは金庫に入れてある」
と亜希子を数えながら言っていた。
「そうなんだ…」
薫は消えそうな蛍光灯を見ながら、頷く。
「あ、あった。あった」
と亜希子は取り出した。
「はい、これね」
と亜希子は薫に手渡した。


あまりにも遅いので、皆本は特務課から電話をかけていた。
「あれ〜?反応ないな」
「どうしたんだ?皆本」
賢木は電話をかけているので気になって聞きに来た。
「チルドレン達がなかなか帰ってこないんだよ。
あそこは、電波が入りにくいし」
皆本はぶつぶつと言って、携帯ではなく内線を掛けた。
「まあ、内線なら確実はいるだろうな」
と賢木は頷いた。


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