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超能力部隊
4

紫穂が入ると突然がたんという物音がした。
「やーね。お化けなんか嫌よ。ここはバベルなんだから」
と紫穂は、固まったまま動けないでいる。
机は三つ。学校の教師の机のような灰色の鉄の机、それにパソコンが三つスクリーンセーバーが動き始めていた。
「資料室なのに、なんでパソコンがあるのかしら」
といって、紫穂は超能力で調べようとすると資料棚からがたがたと何かが落ちた音がして紫穂は叫び声を上げた。
「どうしたんや、紫穂?」
葵が見に行くと、紫穂は気絶していた。
「お、お化け…」
紫穂は、指を資料棚の方向に向けた。
「何や、何もないやん」
と葵はくるりと振り返ると、資料室にあったテレビが自動的についた。
「お、お化けー!!」
葵は大声を出した。
「どうしたんだ?葵?」
薫が、ドアを開くと葵は白く固まっていた。


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