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超能力部隊
3

「ここは、倉庫じゃん」
薫は種々雑多なものが積み込まれた通路を、どかしながら歩いた。
「まるでドン●ホーテ見たいやわ」
とテレポートを利用して動かす。
「この先には扉があるみたい」
と紫穂は動かした。
すると、蛍光灯の明かりに照らされて、一つの扉が見えた。
「やっと、部屋が見つかった」
と薫は言って、扉の上のプレートを見た。
「えっと、ここなんていうの?」
「資料室って書いてある。人の気配がするわ。入って見ましょう」
と紫穂はドアノブを動かした。
すると、コンクリ打ちたての部屋に資料棚が4つ。
テーブルと、資料棚の一番下には布団が敷かれていた。
「こんな所に布団があるなんて変ね。
さっきは人の気配がしたんだけども」
と言って紫穂は部屋に入っていった。


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